地元との共生、そして現場力を表現。
皆さんこんにちは。 土木広報(後方)支援プロデューサーのおがしんです。
今日は、土木広報の事例についてご紹介します。
土木広報とひとくちに言っても、さまざまな方法やアプローチがありますが、まずは自社の魅力や情報を発信するということが基本になるのかなと思います。各社の発信が広がっていけば、土木業界全体としての魅力も伝わりやすくなっていきますしね。
今回ご紹介するのは、高知県で「地元と共に生きる建設会社」として活躍されている、有限会社磯部組さんです。
私個人的には、磯部組さんのように、地元に根ざして現場で活躍する会社の存在が、とても大切だと思っています。
昨今の災害復旧で真っ先に動いてくださる方たちですし、土木・生活インフラは、やはり地元が頑張る方々がいないと成立しづらいからです。
さて、この礒部組さん、私が理事をやっている一般社団法人ツタワルドボクのオンラインイベント(ツタワルドボク全国大会)に参加していただいたのがきっかけで、知ることとなりました。
その時からウオッチしているのですが、Instagramがとても素敵なんです。
皆さん、いい顔してます。
現場で働く方にフォーカスした投稿を毎日のようにしていています。そしてそこに投稿されているのは、現場の技術者や職人さんの表情。ベテランから若手まで、真剣な眼差しや談笑しているところなど、現場感の伝わってくる写真ばかりです。
私がいいなって思える点は次のとおり。
◎「人」にフォーカスしていること。
◎とにかく写真がお上手なこと。
◎かと言って、作り込んでない「素」が伝わってくること。
どれもSNSをやっていくうえでは、反応を上げるためにはとても大切なポイントですよね。
特にInstagramの場合は、見栄えは反応に直結しますからなおさらです。
ちなみに会社のWEBサイトも見やすくて、きちんと作られているなぁという印象です。
リクルートに関する部分は少し手を入れる余地もありそうですが、会社の理念や想いは伝わってきますよね。地元に貢献するんだ!と。
それと、ブログも毎日のように更新されています。これも、なかなかできることではありません。すごい!
このあたりをやっている担当者がしっかりいらっしゃるのか、それとも交替制で運用されているのか、ちょっと気になりますね。
大手スーパーゼネコンならお金かけて広告できるでしょうが、地元に根ざした土木会社で、こんなに発信さてれているところって、実はまだまだ少ないと思います。
「知られていないということは、世の中に存在しないのと同じ」と言われるくらい、様々な情報が溢れている時代です。
だからこそ、磯部組さんのように、コツコツと発信し続けると、存在感を増し、選ばれる会社、親しまれる会社になりやすくなると思います。
是非、皆さんの会社でも、どんどん発信していって欲しいなーと願います。