祝!土木広報大賞 企画部門賞を受賞

土木広報

土木広報大賞って何??と思われる方も多いと思います。
公益社団法人土木学会が主催している表彰制度で、土木広報を頑張った人、企業、団体を大賞に表彰してくれます。
二年に一度開催されていて、今年度がちょうどその表彰にあたる年でした。
そこで、ダメ元でエントリーしてみたところ、なんと!!!企画部門で準優秀賞を受賞できました!
素直に、むちゃくちゃ嬉しかったです。
表彰されるなんて、小学校の読書感想文コンクール以来かな?(笑)
やってきた活動が評価されるって本当に嬉しいし、これからのモチベーションに繋がります。

このブログでは、私が仲間たちとやってきた活動やその時の想いなどをシェアしたいと思います。

2年前に始めたYouTubeがきっかけ

当社は、土木広報のコンサルティングや広報ツールの制作などを生業にしています。
普段は、土木会社や団体さんの発信をサポートしているわけですが、自分たちでも土木の価値と魅力伝えていく活動をした方がいいのでは?って思った。
そう思った理由のひとつが、「第三者視点での発信」というキーワード。
土木業界の方が自分たちで発信することもとても大切ですが、第三者が発信した方が伝わることもあるんじゃないか?って考えたんです。
例えば、とあるラーメン店の店主が「うちのラーメン、めっちゃ美味しいよ〜」と発信するよりも、その店に行ったお客様(第三者)が「この店のラーメン最高!」って言った方が、一般の方に伝わりやすいというか、信憑性高くなるじゃないですか。
それと同じようなことで、土木業界ではない私たちが、「土木ってすげーよ」「土木って大切だね」と発信した方が、一般の方たちに届きやすいんじゃないかなと。
一度チャレンジしてみる価値はあるよなって思った。
ちょうどそのころには、私が学んでいるエクスペリエンス・マーケティング(通称:エクスマ)のコースに行っていたので、「ともかくやってみよう!」という気持ちになれたのも大きかった。
そこで最初にはじめたのがYouTubeチャンネル・ドボクのミカタだった。

いろんな土木の現場に潜入しての取材。(あ、もちろん許可取ってますよ:笑)
土木業界で頑張っている方たちへのインタビュー。
土木×歴史などの教養系のトーク動画。
こんな感じのコンテンツをつくって発信を続けていました。

記念すべき1本目の取材動画

いろんな現場を取材させてもらったり、いろんな方達のお話しを伺ったりしていると、更に土木偏愛が強まっていきました(笑)

とても楽しくやっていたのですが、このYouTubeで稼げるのか?と言えば、全くそんなことはありません。
逆に経費持ち出しなので、そういう意味では結構大変だった。
でも、最初の動機が、儲かるか?よりも楽しいか?あるいは、社会的に意味があるか?というところを基準に始めたので、自分の中では迷いはなかった。

エクスマ思想と仲間たちのおかげ

エクスマ塾で学んでいなければ、こんな活動には踏み切れてなかったと思います。
だって、全然儲からないんですもん。
エクスマ思想の中に「どっちが儲かるかよりどっちが楽しいかで選ぼう」というのがあります。
自分が楽しいと思えることをとことんやっていくと、それが結果的にはビジネスにも好影響を与える。儲かるかどうかだけで判断していると、実はなかなか結果が出ない。僕はそんな風に解釈しています。
YouTubeチャンネルを始めるときも、この言葉が頭の中にあったから始められたと思う。
直接的、短期的には儲かるわけではないけど、楽しいし、続けているうちに観ている人が増えて、僕らのことを知ってくれるきっかけになるかもって。
でも、時間も経費もかかるし、自分ひとりだけでは到底無理だなって思い、普段から仲良くしてもらっている映像クリエーターの方に相談してみた。
「全然儲からないと思うけど、こんな想いでこんなことやりたいから、力貸してもらえませんか?」って。
普通さ、「儲からないけど・・・」とか言わないと思うんだけど、正直に熱く話ししたんですよね。
すると、その映像クリエーターの方が、「楽しそうじゃないですか!小川さんとならいい動画つくれそうだし、その話、乗っかります!」って言ってくれたんですよ。
その時はなんだか熱いモノがこみ上げてくるくらい、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
そんな話からYouTubeチャンネルがスタートしたわけですが、その後も、TikTokのショート動画や各SNSでも土木偏愛の発信を続けていきました。
そう、直接的に儲かるわけではないけど、楽しいし、みんなに知って欲しいし、土木業界のためになる!という想いだけです。

@ogashin721 軍艦防波堤って聞いたことありますか? #土木 #ためになるtiktok #防波堤 #北九州 ♬ dance(256762) – TimTaj

土木偏愛っぷりをショート動画でも発信

楽しいことって苦にならないじゃないですか。
だから続けられるし、発信の内容もどんどん伝わりやすくなっていく。
自分の「好き」とか「得意」をビジネスにどんどん取りこんでいくって大切だなって思うんです。

結果的にビジネスに繋がるという実感

そんな感じで二年前から動画を使った発信をやっていたわけですが、これが結果的にビジネスにも繋がったんですよね。
もともと儲かるかどうかよりも楽しいかどうかで始めたんですが、その活動の結果、お仕事を依頼されるようになった。
私たちの動画を観た土木業界の方たちが、「うちの会社のPR動画をつくってくれないか?」と依頼されてきたのです。
YouTubeの動画もTikTokなどのショート動画もそれなりの本数を公開していたこともあり、ある意味での信頼感みたいなものが醸成されていたんだと思います。
しかも、土木偏愛100%の動画なので、土木業界の方たちが観たら「味方」に感じると思います。
まさに、ドボクのミカタですw
いろんな発信を始めて半年くらいしてから、そのような仕事のオファーが徐々に増えていった。
今ではありがたいことに、一年がかりのドキュメンタリー映像の制作をさせてもらうくらいにまでなりました。

そんなこんなで、この二年間の集大成的に、今回の土木広報大賞の受賞。
これまでやってきたことが報われたというか、なんというか・・・。
本当に嬉しいし、それを評価してもらえたのが、本当にありがたいです。

これからも土木業界を盛り上げるために、コツコツ、そして楽しく仕事できるといいなって思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

土木広報に関することはおまかせ!
広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年以上の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
講演やセミナーの依頼も承っています。

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それでは皆さん、本日もご安全にー!

◎記事を書いた人

小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)

防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/

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