地下で黙々と役割を全うする下水道

土木広報

9月10日は「下水道の日」

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
そして、安全、安心、快適な生活を支えてくれている土木業界の皆さん、ありがとうございます。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。

おがしんのプロフィールなどはこちらから

皆さん、「下水道」と聞いてどんなイメージを持たれますか?
「トイレを流したその先」とか「なんとなく汚いイメージ」とかでしょうか?
あるいは、アクション映画などで犯人を追いかけているシーンなんかを思い浮かべる方もいらっしゃるかも。

本日、9月10日は「下水道の日」に制定されています。
明治以降、急速な近代化が進み人口が爆発的に増加。
そのため、衛生面のこともあって下水インフラ整備が必要だったのですが、当時は財政的な余裕もなく「まずは上水道」ということで、下水処理施設は若干後回しになった経緯があります。
上水道は水道料金の徴収というかたちで財源を確保できていたけど、下水道に関しては税金が財源になっていたという事情もあったようです。
その後、法改正などもあり下水道料金も徴収できるようになり、整備が進んでいきました。
それでも全国的には整備状況がまだまだだったため、昭和36年に下水道の全国的な普及をPRするために「全国下水道促進デー」が制定され、その後現在の「下水道の日」になりました。

下水道って地下にあるため、私たち一般市民はほとんど目にすることはありませんが、このインフラがなかったら・・・と考えると恐ろしいですよね。
伝染病は蔓延するでしょうし、雨水の処理が追いつかず、あちらこちらで浸水被害に見舞われる可能性が高まります。
まさに、私たちの安全と安心を確保してくれているとても大切なインフラです。

下水道の中を見ることはなかなか難しいですが、道を歩いているときにちょっと下を見るとマンホールがありますよね。
マンホールの下のその先が下水道になっています。

いろんなデザインのマンホールがありますよ

マンホールのデザインって自治体によってもいろいろあるんですよ。
「ご当地マンホール」みたいに凝ったデザインのものもあったります。
たまには下を向いてマンホールを探してみてください。
そして、その先に続く下水道に思いを馳せてもらえると嬉しいです。

ちなみに、福岡市の下水道の敷設距離、総延長というのでしょうか。
全部一本に繋げた場合、どれくらいの長さだと思います?
なんと7,000kmにもなるそうです!
これ、福岡からホノルルの直線距離と同じくらいなんですよ(゚Д゚)

すごいな。。。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

土木広報に関することはおまかせ!
広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年以上の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
講演やセミナーの依頼も承っています。

お問合せ・ご相談はこちらから

YouTubeチャンネル「ドボクのミカタ」やっています。
チャンネル登録・高評価いただけると励みになります。

あなたの現場、会社に取材に伺います。
広報用の動画として活用しませんか?

それでは皆さん、本日もご安全にー!

◎記事を書いた人

小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)

防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/

お時間あればあわせて読んでね