伝えるべき相手は若者以外にもいる

土木広報

こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。

土木・建設業界の魅力をもっと多くの人に知ってもらい、働きたいと思う人を増やしたい。
業界の人ほとんどがそう思っていると思います。
土木・建設業界を応援する私もそう思っているひとりです。
若者に向けてどんどん伝えていくころは必須ですが、それだけでは足りないのも現実だったりします。
では、他に誰に伝えればいいのか?何をすればいいのか?
就職して欲しい直接の対象である若者以外に、その親、そして学校の先生にもこの業界の良さを伝えることがとても重要です。

なぜかというと、多くの若者が就職先を決めるときに、親や先生の意見が大きな影響を与えるからです。
親が「ここなら安心して働ける」と理解してくれないと、どれだけ若者が興味を持っていても、その道を選ぶのをためらうことがあります。
逆に言うと親が安心できることが、若者の決断を後押しする大きな力になります。

現在土木業界に従事している方で、親も土木技術者だったとか、親戚がそうだったとかいう方って多くないですか?
そう。それが裏返しというか逆に証明しているということだろうなと。

保護者に安心感を与える広報活動も大切

親にとって、自分の子どもが働く場所がどんな環境かを信頼できることはとても大切です。
親が持つ疑問や不安に答えるような情報を発信することが欠かせません。ここでは、3つのポイントに分けて説明します。

1. 職場環境の安全性

親にとって一番気になるのは、子どもが安全に働けるかどうかです。
そのため、職場の安全対策や働く環境が整っていることをしっかり伝えることが大切です。
例えば、安全教育の内容や最新の安全設備について具体的に説明することで、親に安心してもらえます。
また、過去の事故が少ないことや、安全に対する会社の姿勢を強調することも効果的です。
一緒に働く人たちの人柄や、仲間同士のサポート体制が伝わることも大切です。
チームの良さや助け合いの雰囲気を伝えることで、親に「ここでなら安心して働ける」と感じてもらえます。
そして「安心感」という意味では、社長をはじめとするそこで働く方たちの「人柄」が見えるような発信が必要不可欠になります。

2. 福利厚生の充実

福利厚生も、親が安心できるかどうかを左右する大事な要素です。
福利厚生がしっかりしていることは、働きやすい環境の証です。
例えば、有給休暇の取りやすさ、健康保険や退職金制度、家族へのサポートなど、具体的な福利厚生の内容を説明することで、親に「ここでなら安心して働ける」と思ってもらえます。
福利厚生に関する情報をわかりやすくまとめて、いつでもアクセスできるようにしておくと効果的です。

3. 将来のキャリアパス

親が気になるのは、子どもが将来どのように成長できるかということです。
キャリアアップのチャンスや昇進の仕組み、資格取得のサポート体制などを具体的に伝えることが、親の不安を取り除くポイントです。
例えば、会社内での研修プログラムや資格取得の支援など、成長をサポートする取り組みを紹介することで、「子どもがこの会社で成長できる」と感じてもらえます。
また、実際にキャリアアップした先輩の話を共有することで、将来のイメージがより具体的に伝わります。

実際に働く現場の様子や、先輩社員のインタビュー、安全対策に関する取り組みなどを共有することで、親に安心感を与えることができます。
こうした情報を伝えることで、親は自分の子どもが安心して働ける環境であると感じ、応援することができるでしょう。
親や先生への理解を深めるためにも、日頃から単独企業だけではなく業界全体としての取り組みも重要になってきます。

あなたの会社の発信力を高めるコミュニティサービス

発信力を高め、採用活動を活性化させるためには様々な桐塑が必要ですが、特に以下の3つのツールを使うことで、効果的に情報を発信できるでしょう。

1. 採用専用Webサイト

若者と親の両方に会社の良さを伝えるため、採用専用のページをつくり、会社の特徴や職場の雰囲気、社員の声などを発信しましょう。
現場の写真や動画、働く人たちのインタビューを通じて、職場の様子を具体的に伝えることが大切です。
親が安心できるよう、働く環境が整っていることをしっかり見せましょう。
「就職する側」にとって必要で有益な情報、知りたい情報を集約し、より深く知ってもらう必要があります。
そのためには、採用活動専用のWebサイトが必須なのです。

2. 社長やスタッフのブログ

会社のビジョンや日々の取り組みを、親しみやすい言葉で発信することが大切です。
特に社長が自らメッセージを発信することで、会社への信頼感が高まります。
また、現場でのエピソードや社員同士の交流、地域とのつながりを発信することで、会社の温かさや働きやすさを感じてもらえます。
親にとって、自分の子どもがどんな環境で働くのかを知ることは大きな安心材料になります。
ご自身がその親だったとしたら、どんな社長なのか?がはっきりしない会社って不安でしかたないですよね?

3. SNS

若者にリーチするためにはSNSが欠かせませんが、親にも届くように、親しみやすくわかりやすい内容で情報を発信しましょう。
動画を活用することで、仕事の様子や職場の雰囲気をリアルに伝えることができます。
例えば、社員が笑顔で働く姿やプロジェクトの進み具合を紹介することで、親しみを感じてもらえます。
可能であれば、地域の人など社外の方たちとの交流の場をつくり、それを発信できるとさらに効果的です。

これら3つのツールを使って、若者とその親に向けて土木・建設業界の価値と魅力をしっかり伝えていきましょう。
広報活動は未来の社員を迎えるための第一歩です。
今すぐ結果が出るようなことは希ですが、今やっておかないと3年後、5年後は・・・。
少し長い目で見ながら、取り組んでいく必要があります。
若者だけでなく、その後ろで支える親の信頼を得ることも欠かせません。
そして、業界全体で協力して取り組むことで、より多くの若者にこの仕事の魅力を伝えることができるでしょう。

そんな課題を解決するために誕生したのが”サイヨウのミカタ”

「採用活動専用のWebサイト」+「ブログ」+「SNS」+「学びと交流の場」をパッケージにしたサービスです。
広報活動、採用活動の発信力を高めるために必要な要素に特化しました。
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そして同じ課題を共有し、高め合うことができる仲間との繋がりもできます。
現在、無料オンライン相談会を開催していますので、是非一度、私たちとお話してみませんか?

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    ◎記事を書いた人

    小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報コンサルタント

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