それは奇跡か必然か?

土木広報

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
そして、豊かな生活を支えてくれている土木業界の皆さん、ありがとうございます。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。

長年、仕事をしていると・・・と言いますか、生きていると時にして「奇跡」みたいなことって起きたりしますよね。
それって奇跡なのか?奇跡という名の必然なのか?はたまた、見えない力で導かれたものなのか・・・。

あ、決してスピリチュアルなことを書きたいのではありません(笑)

日経コンストラクションという専門誌から取材依頼

昨年の12月上旬に、土木、建設関連の業界専門誌である「日経コンストラクション」さんから取材のお申込がありました。
この雑誌は、土木業界では知らない人がいないくらいの雑誌です。
ただ、専門性が高いため一般の方にはほとんど認知されていないと思いますが。。。
日経トレンディなど、様々な雑誌を出版している日経BP社から出版されています。

最初は、「え?僕に?」って感じだったけど、お話を伺うと1月後半号で「土木広報」についての特集を組むとのことで、その中で「土木技術者以外で、土木広報に携わっている方の視点で、これからの土木広報についてお話をして欲しい」とのことでした。
それでも、福岡在住で過去に面識もないのに、なぜゆえ私に・・・と、ちょっとびっくりできたが、せっかくの機会ですし、もちろん快諾させてもらいました。
そんな経験、頼んでもなかなかできるもんではありませんしね。
土木広報ってハッキリ言ってニッチな世界ではあります。(ニッチだけど、とても重要だと思っていますよ。)
そんなニッチな世界で、しかも土木業界出身ではない私みたいな存在は珍しい。しかもそれを専門的にやるための会社設立したなんて、たぶん僕だけ(笑)
はっきり言って、そんなに儲かりませんし(笑)
でも、儲かる儲からないよりも、楽しいし、なにより土木広報の活性化を通じて社会に少しでも役に立つ実感を得られます。
これが何よりのモチベーションですから。

知っている人ばっかりだった:笑

そして、先日、本誌が届きました。
特集:土木にもインフルエンサーというタイトル。

どんなふうに編集されたんだろうなーとワクワクしながら雑誌を開いたら・・・

知っている顔がズラリ!

土木広報の先駆者的存在のデミー&マツ。
もちろんお二人は土木技術者。
子ども達に「本物」を体験してもらうことをコンセプトに、数々の体験型イベントを主催されてきました。
土木業界ではかなりの有名人です。

そしてさらに・・・

「つーとん」こと、今井努さんも!
彼は、山口県周南市役所の職員で、橋のメンテナンスの大切さを知ってもらうための活動を長年やられています。
その人柄もあって、地元での参加者も増えて、ほんとに素敵な活動に発展しています。

そして、最もびっくりしたというか、奇跡的だなーと思ったのがこちら。

石川県小松市の土木建設会社、江口組さん。
実は、社長の江口さん(ニックネーム:えぐっちゃん)とは、エクスマというマーケティング塾の上位コースで同期なんですよね。
しかもつい先日まで一緒に学んでいて、お互いに「土木業界盛り上げたいよね」って話していた仲間。
このマーケティング塾で江口さんと一緒になるまでは、私は江口組のことは知りませんでしたし、江口さんも私みたいに土木広報専門でやっている人間がいることも知らなかった。
そんなふたりが、ほんとにたまたま同じエクスマというコミュニティで知り合っただけでも奇跡的なのに、さらには、こうやって同じ雑誌の同じ号、同じ特集記事に掲載されるなんて、マジ奇跡。
常に発信し続けて、行動しつづけていると、導かれるようにこんな奇跡的なことが起きるんだなーと実感しました。

とにかく発信力がすごい江口組さんの公式サイトはこちら。

土木業界全体に発信する大切さを広げたい

そして、取材の中で私がお話させてもらったことは、「もっと積極的にSNSを活用して発信していきましょう」という、いつものお話です(笑)
私のブログを読んでくださっている方からしたら「またその話?」って感じだと思いますが、とっても重要だと思っているので、SNSがなくなるまでしつこく言うつもりです(笑)

先ほど書きましたが、今回の特集記事に登場していた人たちは、ほとんど知っている人ばかりでした。
逆に言うと、土木業界全体からするとまだまだごく一部の方たちが積極的にやっている感じです。
そして、ずーっとやっている方たちと未だに発信することに消極的、あるいはどうしていいのか悩んでいる方たちとの二極化が進むのではないかと懸念しています。
大手企業は予算もリソースもたくさんありますが、地場企業や中小規模のところはそうはいかないと思います。
だからこそ、無料もしくは低コストであるSNSを活用して、どんどん発信し続けることはとても有効。
有効というよりは、必須なんだと思っています。

でも、僕は大丈夫だと思っています。

5年前とは比較にならないくらい、多くの会社が発信強化に取り組んでいます。
今回紹介された方たちはもちろんのことですが、それ以外にも土木広報に積極的な方々は確実に増えてきています。
そしてそのような方々に影響を受けて、ジワジワと輪が広がっていっていると感じます。

そして、私みたいな役割の人間がそれをサポート、コンサルしていくことで、もっともっと土木広報を活性化させたい。
その結果、土木の価値と魅力が伝わって、「土木技術者になりたい!」という人たちが増える。
日本のインフラが高度に守られ、私たちの暮らしの豊かさも維持される。
私が生きている間にどこまで実現できるかは分かりませんが、そんな未来を想像しながら、今後も土木広報に関わっていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

<追記>
今回、取材していただいた日経コンストラクションの眞鍋さん、奥山さん、大変お世話になりました。

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広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年以上の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
講演やセミナーの依頼も承っています。

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それでは皆さん、本日もご安全にー!

◎記事を書いた人

小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

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防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/

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