スペックではなく物語(体験)を発信しよう

土木広報

土木広報にもマーケティング発想を

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
そして、豊かな生活を支えてくれている土木業界の皆さん、ありがとうございます。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。

おがしんのプロフィールなどはこちらから

今まで「SNSのミカタ」と題して、土木業界の皆様向けに、SNS活用の重要性や使い方などの記事を書いてきました。
本当にありがたいことに、SNSだけではなく、イベントやその他の広報手段、マーケティングなどの情報に関してのお問合せをいただく機会が増えましたので、「土木広報のミカタ」に衣替えして、土木業界の皆様向けに少しでも有益な情報をお届けできるようにBlogを書いていきたいと思います。
このBlogを読んでいただけると、
・土木広報の重要性がわかる
・土木広報のコツやポイントのヒントを得られる
・土木広報のやる気とクオリティが上がる
というメリットを得られる可能性が高いです。

そしてもうひとつ。
「おがしんと一緒に土木広報に取り組みたい」というマインドが醸成されるかも?(笑)

「土木広報」という言葉は、最近こそ少しずつ耳にするようになりました。
土木業界全体で盛り上げようということで、土木学会などでも「土木広報大賞」という表彰もあったりします。
私が土木の世界を盛り上げたい、そしてそのお手伝いをしたいと思い始めた7、8年前にはあまり聞かなかった言葉です。
それでも全体的にみると、ほんのごく一部の企業や団体、行政が積極的に取り組んでいる・・・そんな状態です。
もっともっと全国的に、そして多くの企業や団体が土木広報に取り組めるように、私も一生懸命お手伝いしていきたいと思います。

今日は、土木広報を加速させるために私が大切だと考えていることを書きたいと思います。

土木広報について、今よりも少しだけ深く考えるキッカケになれば嬉しいです。

土木広報の目的はなに?

ひとくちに「土木広報」と言っても、目的や規模、手法など様々です。
さらに、土木業界自体がとても幅広い分野があり、企業や団体の専門性や会社規模、地域などの様々。
大手スーパーゼネコンから地域建設業、専門工事業など、置かれている状況が違いますよね。
しかしながら、業界全体としての課題は割と同じだったりします。
人財の確保。
最終的には、極論、この一点かもしれません。
要は、土木業界に、あるいは「うちの会社に」入ってもらいたいということです。
そのためには、知ってもらうこと、情報と接触してもらうことがまず第一歩。
なので、土木広報をしっかりやっていく必然性があるということですね。
「そんなことはわかっとるわい!」って声が聞こえてきそうですが、一応おさらいということで(笑)

この「知ってもらう」ことや「情報に接触してもらう」ということを実現していくために必要なものはなんでしょう?

どんどん発信していくこと。

これも今では多くの方は必要性に気づいていらっしゃると思います。
そのときにとても大切なことが「マーケティング発想」です。

土木広報×マーケティング

「マーケティング」と聞くと、おおよそ土木業界とは縁遠い感じがするかもしれません。
土木業界は公共事業がほとんどなので、なかなかマーケティング要素を感じることが少なかったと思います。
マーケティングって、商品やサービスを売る、売上を拡大させるための手法、そんな風に思われる方がほとんどです。
実際にそうですしね。
私が解釈しているというかお伝えしているマーケティングは、「人を動かす」、「感情をゆらす」ための活動です。
そして、お客様、企業、そこで働く人、社会全体を仕合わせにする活動のこと。
それがマーケティングだと考えています。

どうでしょうか?
そう考えると、土木広報にもマーケティング発想があった方がいいなーって気がしてきませんか?

ただ単に自分たちの言いたいこと発信して、「土木広報やってまーす」というのがフェーズ1だとしたら、次の土木広報フェーズ2にステップアップしていくためにも、土木広報にマーケティング発想を取り入れることをオススメします。

例えば、人材募集、求人をされていると思います。
手法は様々。就職支援サービス系に広告出したり、工業高校や大学に会社説明会に行ったり。
もちろん自社のホームページに「求人情報」というページをつくって掲載したりしているでしょう。
それ自体はとても大切なアクションですし、絶対にやった方がいいと思います。
問題はその発信の中身です。
ここがきちんとマーケティング発想で発信されているか?ということ。

・募集職種
・年齢
・人数
・給与
・休日
・保険
・福利厚生
・応募手順

だいたいこんな感じの項目を記載したり、説明会で説明したりしていると思います。
これ、「スペック」ですよね?

今の時代そしてこれからの時代は、スペックを伝えるだけではなにも動きません。
同じような商品、サービスが溢れています。
置き換えるなら、貴方の会社以外にも同じような会社、待遇はたくさんあるってことです。

貴方の会社を選ぶ理由、それが必要不可欠になってきます。
それが、「物語(体験)」だと思っています。
そこにこそ、「人が動く」「感情がゆれる」要素が詰まっています。
※このあたりの話は長くなるので、出来れば個別に。ブログでも掘り下げて共有していきたいとは思います。

土木広報にマーケティング発想を取り入れる。
これからとても重要になってくると確信しています。

ちょっと話だけでも聴いてみたいと思われたら、お気軽にご連絡くださいね。
今はオンラインでいつでもどこでも会うことができますので。
(もちろん可能なら現地にお邪魔したいです:笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

土木広報に関することはおまかせ!
広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年以上の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
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◎記事を書いた人

小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)

防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/

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