演劇がビジネスに役立つって本当か?

エクスマ

ビジネスに必要な要素満載の芸術


ブログ100記事チャレンジ #028

私は、50歳を過ぎて演劇を始めましたが、もっと早くからやっていればよかったと後悔するほど。
「とにかく楽しい」という理由が先ですが、結果的にはビジネスにも大いに効果が出ている。

こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。

以前のブログにも書きましたが、私は演劇をやっています。
学生のころに演劇部だったというわけではなく、50歳を過ぎてから始めた遅咲きの舞台俳優です(笑)

「なんでまた演劇なんかを?」と、ほとんどの方から聞かれます。
演劇を始めたきっかけややり出してからの変化、演劇がビジネスになぜ好影響をもたらすのか?などをお伝えしたいと思います。

僕はもともと演劇なんて無縁だった。
無縁どころかどちらかというと嫌っていたというか、そういうのが苦手でした。
幼稚園のお遊戯会も学校の文化祭などでは、「絶対にどんな役もやらない」と言い張って拒絶していたくらい。
大人になっても観ているこちらが恥ずかしくなると思うくらいに苦手だったんですよね。

そんな僕が演劇をやるようになったきっかけは、私が4年間学んでいるエクスペリエンス・マーケティング(通称:エクスマ)なんです。

なんで演劇とマーケティングが関係あるの?って思うでしょ?
ま、普通はそうでしょうね。。。

私の師匠でありエクスマの創始者である藤村先生が学生時代から演劇をやっていたんです。
そして「演劇はビジネスにも役立つ」ということで、エクスマで学んだ塾生さんに声をかけて、部活動みたいな感じで塾生たちと演劇をはじめた。
それが”劇団藤村組”で、僕もありがたいことに(?)お誘いをうけたのがきっかけ。
最初は、「えー、演劇やるの〜?僕はちょっと・・・」って感じだったけど、「ま、一度やってみるかな」って感じの軽い気持ちで参加したんですよね。
この劇団藤村組は、塾生さんたちで構成されているので、みんなプロの役者でもなんでもありません。
普段はビジネスをやっている人たち。
薬剤師、美容室オーナー、コンサルタント、不動産関係など多種多様です。

私が劇団藤村組で演劇を始めたのが2023年4月。
あれから1年半くらい経過しましたが、自分でもびっくりするくらい変化したと思います。
変化の具合もさまざまですが、0だったことが1になったこともあれば、1だったことが3とか4にレベルアップしたこともある。
僕のビジネスシーンにおいて、特にいい影響があったと思うのは講演やセミナーなどで人前で話すとき。

●緊張することがほとんどなくなった
●表現力が高まってより伝わりやすくなった
●シナリオ構成力が上がった
●想定外の質問にも答えられる即興力がついた
●「舞台俳優やってます」という掴みが使える(笑)

ざっとこんな感じ。

それと目には見えにくい部分でいうと、「想像力」、「共感力」が養われてきたような気がしています。

これ全て、劇団藤村組で演劇を始めたおかげで身についたり、レベルアップしたりしたこと。
どうしてかというと、そもそも「演劇」というものを分解していくと腹落ちします。

演劇って、
●観客が入り込む、感動するシナリオ(台本)をつくる
●照明や音響などの演出で盛り上げる
●役と自分をミックスさせ演じて表現する
●声、表情、仕草、間、息づかいなどを駆使して表現する
●劇団というチームで作品を作り上げていく

どうでしょうか?
どれもこれもビジネスシーンで大切な要素とつながっていると思いませんか?

僕のような仕事じゃなくても役に立つはずです。
例えば、土木業界の方だって、そう。このブログを読んでもらっているアナタです(笑)

現場の朝礼で職人さん達を前に、緊張することなく表現力豊かに朝礼ができたら。
伝わるシナリオ構成と圧倒的な表現力で、発注者に技術提案できたら。
プロジェクトを抜群のチームワークで推進できたら。

なにも今すぐ演劇をやってみましょう!ってことではありませんが、もし演劇に触れられる機会があれば、積極的に観劇に行くなどして少しでも触れてみてはいかがでしょうか?

ほんの2年前まで「演劇なんて無理」と思っていた僕が、演劇についてこんなブログ書くって、それも演劇の力なのかもしれません。

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