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土木広報における発信にも役立つネタなので、ちょっとシェアしたいと思います。
この記事のタイトルを見て、｢なにこれ？？？｣って思われた方も多いのではないでしょうか？
スタッフのしおりちゃんって誰よ？って（笑）
商品力ではなく売り方で売れるという典型的な事例です。
説明を変えただけで爆売れ
ある居酒屋さんがあって、客単価をアップさせるために、持ち帰り用のおにぎりを売ることにしました。
最初はこんな感じのキャッチコピー。
－－－
魚沼産コシヒカリ100％・天然塩を使ったこだわりの絶品おにぎり
－－－
1日に10個くらいは売れていたらしいけど、人気商品にはほど遠かった。
そこで店主はいろいろ考えて、おにぎりのクオリティは全く変えずにキャッチコピーだけを変えてみた。
－－－
当店スタッフしおりちゃんが愛情込めて握った絶品おにぎり
翌朝の朝食にどうぞ！
(魚沼産コシヒカリ100％・天然塩使用)
－－－
すると、今まで1日10個程度だったものが、40個～50個売れるようになった。
わかる気がするな～。
まず、スタッフのしおりちゃんって誰？ってなりますよね(笑)
商品スペックや｢こだわりの・・・｣と言われても、今どきほとんどの商品がこだわっている。
だからイマイチ響かない。
だけど、｢スタッフのしおりちゃんが愛情込めて握る｣ことは、このお店にしかできない独自の価値になる。
スペックだけでなく、人の顔や人気(ひとけ)を感じられる方が反応が格段に良くなるんですよね。
そして、｢翌朝の朝食に｣という具体的な行動を促しているところもポイント。
土木広報の発信内容もいろいろ試してみよう
土木業界の皆さんもいろんな発信をされていると思います。
(手つかずの方はヤバいです。お急ぎ、ドボクのミカタにご相談を：笑)
どんな方針でどんな内容の発信をしていけばいいのか？という相談がとても多いのですが、先ほどの居酒屋さんの事例はとても参考になると思います。
会社のホームページや求人情報、あるいは、会社説明会などでのプレゼンテーションなど、スペックばかりになっていませんか？
もちろん事実としてスペックを伝えることは必要です。
ただ、そればかりになると、なかなか伝わらなかったりしますので、改善が必要ですよ。
発信の中に｢人｣や｢人気(ひとけ)｣を感じられるようにしていきましょう。
みんな、楽しそうな会社で働きたいのです。
スペックだけは、せっかくの会社の良さが十分に伝わらないので、とてももったいないですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
