「研磨」というものづくりの会社がSNSを磨いた
全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
そして、豊かな生活を支えてくれている土木業界の皆さん、ありがとうございます。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。
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2022.01.26
2024.10.25
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先日、所用があって久しぶりに大阪に行っておりました。
大阪の街もまん防の影響で夜はひっそり・・・。
大阪特有のあの活気が早く戻るといいですね。本当に楽しい街だから。
昼間の用事が終わって一旦ホテルに戻り、晩ご飯に出かけるまで少し時間があったので、何気にテレビをつけていました。
もちろん福岡とは番組も違うし、チャンネルもよくわからないため、適当に選局したのが、夕方の情報番組でした。
で、スマホでSNSチェックしながら、チラチラ観ていてると「TikTokで売上10倍になった・・・」と流れてきた。
むむむ!と思い、そのコーナーを注意深く観たわけです。
是非、土木業界の皆さんにも参考にしてもらいたいと思ったので、シェアしますね。
オジサン(むしろ高齢者寄り)達がいろんなことに挑戦しているTikTokがバズっているという内容。
それが要因で売上が10倍になったとか!
え?なになに?ってなって、ずっと観ていたのですが、この会社、「山陽工業」という「研磨」技術を持ったものづくりの会社さんだったです。
業界では知られている会社なんでしょうが、確かに一般人、特に若者にはなかなかピンとこないですよね。
そんな会社がTikTokでめちゃくちゃ再生されていて、話題になっているという内容。
ちなみに、こんな感じの動画です。
@sanyoukougyou #流行りのやつ やってみました😆なかなか難しい!本日はお昼休み12時からライブ配信を行います!ぜひ一緒にお昼休みを過ごしましょう💚#三陽工業 #fypシ #xpyzbca #funnyvideos #dance #おじキュン ♬ Wolfgang Dance – Tik Toker
こんなTikTok動画つくって何になるの?って思われる方もいるかもしれません。
大切なことは、動画単品で何かを評価することではなく、「継続していること」がとても大切で、だからこそ期待値を上回る効果が出ることがあるんだと思います。
この会社さんのTikTokがいいなーって思ったのは、継続していること以外にももうひとつありました。
それは、ほとんど「仕事とは関係ない」投稿ばかり。
それこそ、遊びでやっているような感じさえします。これが素敵!
遊びのように仕事して、仕事のように遊ぶ。
いやー、最高ですよ。
だからこそ、若い人たちにも伝わるし、一緒に面白がってくれるし、共感される。
そして、出演されている方が、役員さんとか顧問とかのシニア層というか偉い人たちというのも最高です。
このギャップも共感を得ているひとつの要因なんだろうと思います。
そして何が起きたかというと・・・
このTikTokを観たことがきっかけで就職する人が現れてきた。
この番組で紹介されていた人は、「時代に合わせて、いろんなことに挑戦している会社だなと感じた」ことが就職を決めた理由だそうです。
リクルートの面の効果が出ていることとはもちろん、営業面でもとても役に立っていると話されていました。
なんとびっくり!新卒内定者の4割がTikTok経由らしいです!
今の世の中、全てではないにしろ、このようなことが現実に起きていることだけは確かです。
気になったので、三陽工業さんの公式サイトを閲覧してみたのですが、やっぱり・・・
他のSNSも使い倒していました!
土木業界の方にもとても参考になるんじゃないでしょうか?
「うちの会社はそんなことできないよー」なんて言う声も聞こえてきそうですが、どの企業さんも最初の一歩は同じ。
それを楽しく面白がりながら継続できるかどうかの違いです。
別に、面白ダンスとかじゃなくてもいいですよ(笑)
土木業界ならではの発信内容もたくさんあると思いますし、御社のカラーや人にフォーカスすれば、また違った楽しい発信方法も見つけられると思います。
ともかくやってみよう。
ダメだったらおがしんに相談すればいいんだから。ね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
土木広報に関することはおまかせ!
広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年以上の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
講演やセミナーの依頼も承っています。
それでは皆さん、本日もご安全にー!
◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー
『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』
広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/