コンテンツの使い方と全体のシナリオを大切にする
全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
ゴルフ大好き、土木広報支援プロデューサーのおがしんです。
土木業界の方、そうでない方からも「どんな仕事してるんですか?」って聞かれることがあります。
「土木広報」と言っても、どことなくフワッとした感じで、???ってなる模様。
不徳のいたすところです(苦笑)
究極的には、一般の方が土木に興味を持ってもらって、さらには就職者が増えてくれることを目指しています。
そのための活動や各企業、団体のお手伝いをやっています。
具体的には、もっと土木のことを知ってもらうためのPR動画をつくったり、ホームページをつくったり、SNSの活用を伝授したり、市民向けのイベントを企画したり・・・そんな仕事です。
そこで、私が関わった仕事や活動を紹介していこうかなと思います。
たぶんそれが一番分かりやすいと思いますので(^_^;)
動画コンテンツは「あったらいいな」から「必須」へ
土木業界の皆様からいろんな相談を請ける中で、最も多い内容が「リクルート(採用活動)」についてです。
過去からの染みついたイメージはなかなか抜けないもので、いわゆる3K職場の代表みたいに思われています。それと、「なんとなく怖い」という漠然としたイメージも多い。
それもあってか、採用活動に苦労している企業さんがとても多いのです。
工業高校や大学の工学部に出向いて会社説明会を開催したり、求人広告を出稿し続けたり、従業員さんからのルートでお声がけしたり・・・いろんな活動をしながらも、なかなかうまくいかないことも多いようです。
そのような採用活動をしていく中で、若い世代に「伝わる」ためにはどうしらよいか?とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、福岡に本社のある発注業務支援の会社のリクルート用ツールとして制作した動画です。
実は、こちらの会社のホームページを3年前にリニューアルしたのですが、その際も企画から最後の制作までお手伝いさせてもらいました。
この時の課題は採用活動。
その延長で、動画コンテンツをつくろうということになり、今年のはじめに制作しました。
企画段階では、「会社案内」的なものをイメージされていたのですが、それでは情報が多すぎて伝わらない、だれも観ないですよというお話をさせていただきました。
YouTubeやTikTokなどで動画を見慣れた世代の人たちは、お堅い5分もある会社案内動画よりも、15秒~20秒くらいの短編・多種の動画の方が合っていると思うのです。
会社側としてはどうしても、あれも入れたい、ちゃんとした会社だと伝えたいという想いになりますし、それも十分理解できます。
しかし、使用シーンや対象者、なにか一つだけ伝えるとすれば?ということを考えていくと、今回は、短編・多種という選択になりました。
(上層部の会議では随分反対もあったようで、担当者さんにはご苦労かけました:笑)
この会社さんでは、中途採用の方が多く、いろんな業種から転職される方がいます。そこで、今活躍されている従業員さんに出演してもらい、ひと言ふた言のインタービューに仕上げるプランにしました。
「前職の職種関係なく活躍するチャンスがあること」
「女性も働きやすい会社であること」
「いろんな種類の仕事があること」
などを従業員の生の声を通じて表現することで、「なんとなく良さそうだな。詳しい話を聞いてみよう。」というきっかけをつくるための動画です。
今時は、エントリーする前にWEBサイトでチェック済みなので、動画でわざわざ細かい会社の説明するよりは、「私でもやれそう」という共感を得るために動画をつくりたかったのです。
(もちろん、予算が潤沢にあれば、会社案内的な動画があったらさらにいいですけど)
こちらの会社、3年前と比べて、面接のエントリー数が3倍以上になったとのこと。
中途が多いため通年採用なのですが、毎年、目標人数を採用できるようになったそうです。
3年前にWEBサイトをリニューアルする段階からお手伝いさせてもらった会社が、動画コンテンツも制作し、採用活動の有効なツールになっている。
企画・制作に関わった私としては、こんな嬉しいことはありません。
今年度は、さらにSNSの積極活用を推進していく予定になっているので、こちらも楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは皆さん、本日もご安全にー!
◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報支援プロデューサー
『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』
経済学部出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、デザイン、イベント企画、映像制作など)
防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/一般社団法人日本オンラインフィットネス協会理事