熊本地震から5年

土木広報

災害大国日本だからこそ、土木のチカラが不可欠

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
土木広報支援プロデューサーのおがしんです。

災害と土木の関係については、過去にもBlogに書きました。

過去にも書いたんですが、やっぱり大切なので、今回も書いてみたいと思います。

5年前の昨日、4月14日にマグニチュード6.5の熊本地震が発生しました。
そして二日後の4月16日にさらに大きなマグニチュード7.3の地震が立て続けに発生。
これは、観測史上では例のない出来事。
それまでの経験だと、本震が発生し、その後は余震でだんだんと規模が小さくなっていくというふうに多くの人に認識されていました。
しかしこのときは逆。
経験したこともないことが起こるのが災害です。むしろ経験にない、もしくは、記憶、記録が伝承されない、忘れられたなどの理由から被害が大きくなるということも言えるのかもしれません。東日本大震災の津波被害しかり。

あまり知られていないのですが、地震があったその直後から土木技術者達は動き出しているのです。
復旧、復興の前に、被災した人たちを救出する必要がありますよね。その際は、警察、消防、自衛隊などが出動するため、彼らが通ることのできるルートを確保しないといけません。
そのルートをまず確認するために、まさに命がけで土木技術者たちは被災地を走り回るのです。しかも、熊本地震くらいのレベルになると、道路もぐちゃぐちゃ、橋は崩落なんて状況ですから、自分たちの足で走り回るのです。
彼ら土木技術者たちが、救出部隊が通ることのできるルートを調べて確保してくれるおかげで、救出活動がスムーズにおこなわれるという側面があるんですね。
土木や土木技術者たちは、復旧作業だけではなく、災害のその瞬間から活躍してくれているのです。

かっこいい!そして、ありがとう!と言いたくなります。

子ども達が土木に憧れ、ひとりでも多くの土木従事者が現れてくれると嬉しいなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは皆さん、本日もご安全にー!

プロフィール

◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報支援プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

経済学部出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、デザイン、イベント企画、映像制作など)

エクスマ塾100期/保護猫ちゃん2匹/47都道府県でゴルフすることが夢/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/一般社団法人日本オンラインフィットネス協会理事

お時間あればあわせて読んでね