地域建設業、中小企業こそ活用しよう
最近、「若い人がなかなか応募してこない」「求人広告を出しても反応がない」といった声を建設業の経営者さんからよく聞きます。
確かに、ただでさえ少子化が進んでいる中で、土木や建設という仕事のイメージがまだまだ届いていない現状では、従来の求人手法だけでは限界があるのかもしれません。
そこで僕がオススメしたいのが、「オウンドメディアを使った採用広報」です。
こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。
そもそも｢オウンドメディア｣ってなに？
オウンドメディアとは、自社で保有・運営する情報発信のメディアのこと。
例えば、ブログやホームページ、YouTube、Instagramなど、自分たちで管理・更新できる媒体を指します。
要は、「自分たちの言葉で、自分たちの魅力を伝える場所」なんです。
従来の求人広告やハローワークでは伝えきれない「仕事のやりがい」や「現場の雰囲気」「社員の人柄」などを、オウンドメディアを通じてリアルに届けることで、共感してくれる人が増えていきます。
採用活動にオウンドメディアが有効な理由
なぜオウンドメディアが採用に効くのか？理由は大きく3つあります。
1. 求職者が企業を「検索」して調べる時代
最近の求職者、特に若い人たちは、求人票だけでなく企業名をネットで検索し、SNSやブログ、動画をチェックして「この会社、自分に合うかな？」と判断しています。
つまり、オウンドメディアで自分たちの魅力を発信しておけば、検索されたときに“会いに来てくれる”確率がグッと上がるんです。
2. ミスマッチが減る
現場で働く社員の様子や、どんな人が活躍しているかを発信していれば、「こんな人たちと働きたい」「この雰囲気好き」と思ってくれた人が応募してきます。
結果、採用後のギャップも少なくなって、離職率の低下にもつながります。
3. 採用以外にも広報効果がある
地域の人や協力会社、お客さんにも「どんな会社なのか」を知ってもらえるようになります。
例えば、地域の学校や保護者の方がブログを見て、「この会社さん、ちゃんとしてるね」と安心して職場見学やインターンに送り出してくれる。そんな“信用貯金”にもなるんです。
じゃあ、実際になにをやるの？
じゃあ、オウンドメディアって何をすればいいの？という話。
難しく考えず、まずは以下の3つから始めてみましょう。
1. ブログで「日常」を発信する
・現場で働くスタッフの声
・新入社員インタビュー
・「なぜこの会社を選んだか？」という想い
・地域行事への参加レポート
こういう日常の発信こそが、共感を生みます。
2. SNSでリアルタイム発信
InstagramやX（旧Twitter）などで、
・今日の現場の風景
・スタッフの笑顔
・社内イベントの様子
を写真や短文で発信しましょう。SNSに抵抗感のない若手にバトンを渡して“中の人”として運営してもOK。
3. 短い動画も効果的！
最近はショート動画（30秒〜1分）がとても見られています。
撮影も編集も投稿もスマホ1台で十分。
・現場で働く姿
・道具の説明
・先輩社員のひとこと
など、等身大の会社を映すだけで、印象に残ります。
まずは「等身大の発信」から
オウンドメディアは特別なものではありません。
毎日の出来事を、ちょっとだけ“未来の仲間”に向けて記録する。
それが、次の採用につながる最初の一歩になります。
最初から完璧な発信じゃなくてOK。
大事なのは、「こんな会社だよ」と伝えること。
地域建設業や中小規模の会社こそ、顔が見える”飾らない”発信をしていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます！
マーケティング視点で広報活動・採用活動をサポートしています。
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広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の｢土木広報専門会社｣を設立。
広告・イベント業界25年以上の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
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◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称：おがしん)／土木広報コンサルタント
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広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の｢土木広報専門会社｣を設立。
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防災士／公益社団法人 土木学会会員／一般社団法人ツタワルドボク理事／土木の魅力を発信するwebマガジン｢ツタドボpress365｣編集長／エクスマ公認SNSアドバイザー／エクスマレプリカンズ1期／エクスマ塾100期／47都道府県でゴルフすることが夢／芥屋ゴルフ倶楽部／保護猫ちゃん2匹／温泉ソムリエ／最後の晩餐はメロン希望／