究極の「名刺」

土木広報

”個人”の力が大切な時代になってきた


ブログ100記事チャレンジ #031

組織や所属とりも”何者か”ということが重要になってきてるなって感じます。
それは広報活動でも同じことが言える。

こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。

先日、名刺を増刷して納品された時に、ふと思ったことがあるんです。
名刺って、誰の名刺でもだいたい同じようなことを書いているよなって。
デザイン性なんかは個性的なものもあったりしますが、内容はおおよそ同じ。
特に大企業になればなるほど、画一的になっていきますよね。
それが悪いって言っているわけではなくてね。

そんなことを思いながら「究極の名刺」ってどんなものだろうって考えた。

私がその時出した答えは、「小川慎太郎(おがしん)」とだけ書いてある名刺。

社名も肩書きもなにもない。
氏名(ニックネーム)だけ書いてある名刺。
現実的な話がどうかは横に置いておいて、こんな名刺を出したときに「あー!あなたがおがしんさんですか!」と言われたとしたらすごくないですか?

私の師匠であるエクスペリエンス・マーケティングの藤村先生が「超・個人の時代」という話をよくされます。
個人のスキルや人柄、教養、そして発信力がこれからのビジネスには重要になってくる。
組織名や肩書きじゃなくて、その本人、個人がフォーカスされる。
広報活動のお手伝いしていても、それはすごく感じるんですよね。
「会社が言っている」のはなく「その会社の○○さんが言っている」というのがはっきりしている発信の方が反応がいい。
個人対個人の方が関係性をつくりやすいんだと思うんです。

組織や肩書きの権威性や安心感がバックアップしてくれることはあると思うし、それがあるなら使わない手はありません。
しかしながら、そればかりではなく、今はひとりひとりの個性が重要になってきた。
そして今後もその傾向は、否応がなしに強まっていくと思う。

土木業界は公共性の高いお仕事をやっている関係もあって、どこか個人や個性が出にくい、出しにくい雰囲気を感じたりします。
みんなのためにみんなでつくっているのが土木。
ただ、だからといって個人や個性がオモテに出ちゃいけないってことではないと思うんです。
もっと、それぞれの個性を前面に出した広報活動やっていきましょう!

試しに究極の名刺、つくってみようかなぁ(笑)

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    ◎記事を書いた人

    小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報コンサルタント

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    広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
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