やっぱり発信が大切

土木広報

Z世代の生声を聞いてみた

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
そして、豊かな生活を支えてくれている土木業界の皆さん、ありがとうございます。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。

おがしんのプロフィールなどはこちらから

今まで「SNSのミカタ」と題して、土木業界の皆様向けに、SNS活用の重要性や使い方などの記事を書いてきました。
本当にありがたいことに、SNSだけではなく、イベントやその他の広報手段、マーケティングなどの情報に関してのお問合せをいただく機会が増えましたので、「土木広報のミカタ」に衣替えして、土木業界の皆様向けに少しでも有益な情報をお届けできるようにBlogを書いていきたいと思います。
このBlogを読んでいただけると、
・土木広報の重要性がわかる
・土木広報のコツやポイントのヒントを得られる
・土木広報のやる気とクオリティが上がる
というメリットを得られる可能性が高いです。

そしてもうひとつ。
「おがしんと一緒に土木広報に取り組みたい」というマインドが醸成されるかも?(笑)

「Z世代」という言葉を耳にしたことはありますか?
現在の高校生から25歳くらいまでの世代のことです。
詳しくはこちらの過去ブログを是非ご覧ください。

昨日、私が理事をやっている一般社団法人ツタワルドボクのオンラインサロンが開催されてました。
会員になっている方々がオンライン上に集まって、インフラに関する技術的なことや土木広報のことなど、最新情報を共有したり、課題についてざっくばらんにお話をしています。
今回は13名が参加されたのですが、日本全国からどころか、ベトナムやタジキスタンなど海外で活躍している方も参加されました。
僕以外は皆さんSuper Civil Engineerです。
その中に今回は若手の技術者さんもいらっしゃいました。
この方は、所謂Z世代。
せっかくの機会だったので、Z世代の生声を聞いてみたんですよね。

再認識できたこと、意外だったこと

「就職先を決めるときのに重要視することは?」
「就職活動の際に何を見て、どう判断している?」
など、割と直球で質問してみた。

僕ら昭和世代だったら、「会社の知名度」とか「給与水準」、「勤務地」とか言う人が多かったですよね?

彼の口から出てきた言葉は全く違いました。

「お金は、ないよりはあった方がいいけど、そこじゃない」
って、即答していましたし、勤務地がどこかということもあまり関係ないとのこと。
重要なことは、「自分の時間が持てるか?」、「福利厚生や様々な制度が充実しているか?」、「地域や誰かの役に立つ仕事か?」などです。
友達との会話でも「給料いくらなの?」などというお金にまつわる話題は、全く出てこないそうです。

その昔、就職ランキングで上位だった会社であっても、現在は存在していない会社もあるような時代。
お金に縛られて窮屈な人生よりも、誰かの役に立って自分や家族との時間を大切にしながら、心豊かに過ごしていきたい。
そんな感じの思考です。
やっぱりね、とは思いつつも、ひとつ意外だったことがあります。
それは、勤務地。
この彼は、熊本の学校を卒業して福井県の会社に就職しました。
そのあたりを聞いてみたのですが、「あ、なるほどね」って思った。
彼曰く「友達とはいつでもオンラインでコミュニケーションできるし、田舎でもネットショップでなんでも買えますから、わざわざ息苦しい都会に住む理由もないかな」って。
生まれた時からインターネットがあり、物心ついたときにはスマートフォンがあり、そんな時代で育ってきた彼らZ世代にとっては「当たり前」の感覚なんだろうと再認識しました。
お金や場所、会社の知名度なんかよりも、「自分のやりたいこと」、「楽しくて価値を見いだせること」が絶対的に優先度が高い。
決して単純に「楽をしたい」という意味ではありませんよ。
この彼だって、日々、技術研究に没頭し一流の技術者になるべく、めちゃくちゃ頑張ってます。

やっぱり発信が大切

そしてもうひとつ、就活の際に会社をどのように見ていたか?ということも聞いてみました。

「ホームページは必ず観る」
「SNSをやっていれば、それもチェックする」
「いろんなまとめサイトで会社の評判や評価を見る」

ですよね。って感じではありますが、やっぱりそういうことなんです。
当たり前のようにオンライン上、デジタルツールで情報収集しています。
そして、さらにその情報のどこを見ているか?を聞いてみました。

「ホームページのニュースや最新情報みたいなところが頻繁に更新されているか?」
ホームページはあるけど、全然更新されていないような会社は、「ないですね」って言ってました(笑)
要は、選ばないってこと。
ホームページつくっただけで、その後なんにもやらない適当な会社、ルーズな会社という印象になる。
そんな会社よりも「きちんとやっている会社、活気がありそうな会社」で働きたいですよね。

そしてSNSも当然チェックしている。
何を見ているかというと、「人」を見ているとのこと。
「働いている人の人柄などを見ていました」と。

やっぱり「個」、「人柄」を出してきましょう!と言っているのは間違いなかったと確信しました(笑)

あ、それともうひとつ大切なことを言ってました。

「わざとらしいのは逆効果」ってこと。

ホームページにしろSNSにしろ、あるいは広告にしろ、「素」がとても大切なんだと思います。
これはZ世代がとても重要視する価値観ですが、本来は世代に関わらず、そうあることが大切なんだと思います。

貴方の会社の「素」をもっともっと発信していった方が伝わりやすくなると思います。
それと同時に、「素」自体を高めていく活動もとても大切だと思います。
「素」を発信するから伝わる。
発信するからにはその「素」自体を高めていく必要がある。(素性を良くする)
高まった「素」をまた発信していく。
そんな前向きでみんなが仕合わせになりそうな発信を心がけたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

土木広報に関することはおまかせ!
広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年以上の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
講演やセミナーの依頼も承っています。

お問合せ・ご相談はこちらから

YouTubeチャンネル「ドボクのミカタ」やっています。
チャンネル登録・高評価いただけると励みになります。

あなたの現場、会社に取材に伺います。
広報を動画として活用しませんか?

それでは皆さん、本日もご安全にー!

◎記事を書いた人

小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)

防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/

お時間あればあわせて読んでね