時間の制約もあって、話を随分端折ったので、こちらで補足書いてみました。
全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
そして、豊かな生活を支えてくれている土木業界の皆さん、ありがとうございます。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。
おがしんのプロフィールなどはこちらから
2022.01.26
2024.10.25
おがしんのミカタ(自己紹介)
…
昨晩、エクスマライブ&セッションでゲスト講師としてお話をさせていただきました。
遅い時間まで参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして、たくさんTwitterやFacebookなどでシェア、投稿してもらって、涙出るほど嬉しいです。
昨晩のセミナーでは、いろんなことが起きすぎて(笑)、時間の制約もあったので、話を随分飛ばしてしまいました。
なので、お話できなかった部分を中心に、補足的な意味合いでこちらのブログに記しておきたいと思います。
セミナーに参加していただいた方に読んでもらえると嬉しいです。
エクスマで学んだおかげで振り切れた
上のプロフィールをご覧いただくと早いですが、私はもともと広告業界で25年以上働いていました。
とあるイベントで土木のことに触れ、興味を持ち、いつの間にか土木ファンになっていました。
そして「土木広報をとことんやってみたい!」と思い、独立起業しました。
とはいえ、当時は「土木広報」という言葉がないくらい、土木業界が広報活動に力を入れることはなかった。
ま、基本的に公共事業なので、そんなことをする必要性も感じていなかったんですね。そんな時代。
なので、独立当初は土木広報の仕事も少なく、生活していくためにも以前の広告業界の仕事もしていました。
割合でいうと、土木広報2:広告業界8って感じ。
結局、広告業界の仕事が忙しくて、土木広報まで手が回らず・・・そんな感じで3年間が過ぎた。
そして、2020年春から始まったパンデミックで、一気に広告業界の仕事がストップ。
(このあたりは、セミナーでお話したとおりです。)
で、2021年はエクスマ漬けの1年になったわけですが、この時に完全に振り切ることができたんです。
「偏愛」すること、「偏愛」を楽しむこと、そして「偏愛」が独自の価値になっていく・・・
そう学んだことで、正式に「広告業界出身の土木偏愛者」として自分を編集し、発信していくようになった。
さらに自分の好きなことを取り入れる
そして、僕が好きだった「歴史」を仕事や発信に取り入れてみることにした。
それまでは単純に「歴史が好き」って言う程度だったけど、そこに「エクスマ的視点」が加わり、さらに楽しめるようになったんですよね。
実は、土木の世界もいろんな歴史があります。
僕の好きな江戸時代にもたくさんの土木事業が行われていて、土木技術のおかげで江戸の街が出来上がったと言っても過言ではないくらい。
「広告・広報」×「土木偏愛」×「歴史好き」、これで今の僕の仕事、僕自身を編集することができたんです。
江戸の街は世界にも類を見ない繁栄した都市
本編ではお話できませんでした、江戸は徳川家康が来るまでは、超田舎だったんです。
田舎というか、関東平野は沼地、湿地帯で、耕作もできない人も住めないような場所。
信じられます?
それを徳川幕府が江戸という世界一の都市をつくっていった歴史があります。
徳川家康はまさに都市計画の天才プランナーだったんですよ。
そして江戸の街は世界一のクリーンでエコな街だった。
全てのものが循環されていたし、玉川上水に代表されるように上水道も発達していた。(これも土木)
蔦屋重三郎の本拠地でもある吉原の街づくりにも、いろんな歴史や土木の技術が存在していて、とても面白い。
このあたりは、また機会があれば、ブログかYouTubeチャンネルなどで共有できればと思いますが、ひとつだけご紹介しますね。
現在も当時の面影が残る曲線道路
これは、現在の吉原大門の交差点から入っていく道です。
このように曲線道路が多くあります。
これは、当時遊郭のあった街中が外から見えないようにするために、わざと道路を曲げているんですね。
そして遊びに来る人たちも、入口から少し歩かないと遊郭が見えてこないわけです。
そう。このアプローチを歩く間、ワクワクがどんどん増幅していくわけです。
よくできていると思いませんか?
自分の好きを昇華させる
昨晩のセミナーは、リベラルアーツがテーマでした。
エクスマで学ぶ前までは、リベラルアーツなんて全く関心がなかった。
言葉も聞いたことがあるという程度でした。
エクスマレプリカンズの講義の中で、印象派の歴史の話がありました。
それがとても興味深くて、「芸術を歴史的視点、マーケティング視点で観る」ということがとても新鮮だったんです。
ただの好き、ではなくて、さらにそれを深掘りしていき新たな視点を持ってみると、また違ったことに気づく。
そんなことを実感しました。
自分の好きなことを徹底的に偏愛していくだけでも独自の価値が生まれやすくなるけど、さらにそれを仕事に関連付けてみることで、新たな気づきが出てくると思います。
そんなことをずーっとやっていると、独自の価値に磨きがかかっていくんじゃないかと思っています。
「編集力」というのは、非常に幅広く捉えることができますし、逆に言うと、ビジネスでは必須のスキルなんだと思います。
僕は「自分自身を編集」してみるところから始めてみました。
皆さんも、自分自身、ビジネス、扱っている商品やサービス、あるいは日頃の発信の仕方など、自分の偏愛を付加しながら編集してみることを楽しんでみてはどうでしょうか?
昨晩のセミナーに続き、このブログも最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは皆さん、本日もご安全にー!
◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー
『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』
広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)
防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/