自分たちが楽しむことを復興支援につなげる
全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
土木広報支援プロデューサーのおがしんです。
先日のブログにも書きましたが、熊本地震から丸5年が経ちました。
皆さんもご存じの通り、震度7クラスが立て続けに発生するという、大変な状況でした。
実はその翌週に、熊本でゴルフをする予定にしていたのですが、もちろんそれどころではありません。
熊本にも友人や知人がたくさんいたので、みんなの安否や被害状況がとても気になっていたのですが、私の周りの人は大きな怪我などはなく、少しだけ胸をなで下ろした記憶があります。
実は、普段公私にわたってもの凄く仲良くしてくれている親友がいて、その方は15年前くらいから福岡を拠点にしているのですが、もともとは熊本の出身。今も実家は熊本にあります。
その彼が、地元の復興のためになにかできないか?なにかやりたい!ということで、いろいろアイデアを考えました。
一緒に手伝ってくれないか?と声をかけてもらい、即答で「もちろん!」と。
断る理由はどこにもありません。
復興支援というと、ボランティアとか義援金などがすぐに思う浮かぶと思いますが、もっと僕ららしいやり方ってないものだろうかと思案。
そこで出てきたのが、「復興支援チャリティゴルフコンペ」でした。
災害により熊本の経済は停滞、熊本の人たちの心は塞ぎ込みがちになっている。であれば、熊本に行ってお金を使う、現地の人にも参加してもらって笑顔をつくる、そして僕たちも楽しめる。こんな素敵なことないじゃん!ってことになりました。
そこで早速、地震直後の5月の連休にまずは小規模で開催しました。
比較的被害の少なかった熊本県の北部であれば開催できるよねってことに。結果的にはこれがプレ大会となりました。
「チャリティ」ですから、「オトナのチャリティルール」をたくさんつくって、そこで集まったチャリティのお金を熊本のシンボルである熊本城の復興基金に寄付することにしたのです。
熊本市長から感謝状いただきました!
僕らも楽しいし、熊本にも貢献できる、そんなゴルフコンペです。
そして、そんなコンペを開催していることを全国の仲間に発信すると、「僕も行きたい!」「次いつやるの?」という声をたくさんもらって、回を重ねるごとに参加人数が増えて行きました。
九州圏内だけではなく東京や関西からも遊びに(チャリティしに)来てくれて、みんななんていい人なんだと感謝しまくり。
毎年8月の山の日に合わせて開催していて、昨年で5回(+プレ1回)開催しました。
延べ200名以上の方が参加してくれて、集まったチャリティ(罰金ではないですw)総額は50万円以上。熊本城の復興基金や阿蘇神社の復興支援に寄付させていただきました。
5年継続したので一旦区切りということもあり、また、昨年の人吉の豪雨災害があったため、今年は熊本県人吉市で開催する予定です。
人吉は歴史と風情のある街です。私が大好きな球磨焼酎をつくっている場所でもあります。
自分が大好きなゴルフをこのようなかたちで活かすことができるなんて幸せです。
自分も楽しくて、誰かの役に立つ。
こんな発想や考え方を仕事や普段の生活にも取り入れると、きっと充実した人生になるんじゃないかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは皆さん、本日もご安全にー!
◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報支援プロデューサー
『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』
経済学部出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、デザイン、イベント企画、映像制作など)
エクスマ塾100期/保護猫ちゃん2匹/47都道府県でゴルフすることが夢/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/一般社団法人日本オンラインフィットネス協会理事