「この会社、なんかいいな」――そう感じてもらうには、どんなプレゼンをすればいいのでしょうか。
実績を並べても、数字を見せても、相手の心に届かないことってありますよね。
いろんな方の前でプレゼンする機会の多い私の経験から思うのは、“中学3年生に伝わるかどうか”を基準にプレゼンを考えると、伝わり方が劇的に変わるってこと。
会社説明会でも、採用プレゼンでも、地域向けイベントでも。
聞き手の心をつかむ表現力を磨くためのヒントをお話しします。
こんにちは。広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。
長年、広告やブランディングの現場で「どう伝えれば人が動くのか」を研究してきました。
現在は、土木・建設業界の企業さまと一緒に、“伝える力”を高めるための広報支援やプレゼン研修を行っています。
その中で気づいたのが、「相手に伝わる言葉を選ぶ人ほど、プレゼンが上手い」ということ。
そして、その最も最適な基準が「中学三年生に伝わるかどうか」ということ。
■なぜ「中学三年生」なのか?
中学3年生は、まさに“子どもと大人の境界線”。
小学生のように素直でもなく、高校生のように気を遣って反応してくれるわけでもありません。
彼らは本音で生きています。興味がなければ顔を上げませんし、面白ければ一瞬で食いつく。
だからこそ、中学三年生に伝わるように話を組み立てると、「誰にでも届く言葉」「飽きさせない構成」「自然な感情の流れ」が身につきます。
つまり、中学三年生は“リアルな聞き手の代表”みたなもので、割と万能な基準値。
私自身も毎年熊本の中学三年生相手に出前授業をやっています。
その経験からいろいろ工夫をしながらやってきて気づいたことなんですよ。
中学三年生が一番難しいなって。
■「中学三年生向け」を意識すると、プレゼンが変わる
中学三年生をベンチマークにプレゼンを組み立てると、驚くほど整理されます。
例えば――
・専門用語を減らし、やさしい言葉で説明するようになる
・「なぜそれをやっているのか」が明確になる
・スライドがシンプルになり、見やすくなる
・現場の人の顔や想いを語れるようになる
実際、これは“中学生に話す練習”ではありません。
「大人にも伝わる普遍的なプレゼンスキル」を磨くトレーニングなんです。
たとえば採用説明会。
「うちは安全第一で頑張ってます」よりも、
「僕たちの仕事は、“誰かの暮らしを支える裏方”です。昨日も新しい道路をつなぎました」と話した方が、断然伝わる。
聞き手の心の中に“映像”が浮かぶ話ができるようになります。
■伝わるプレゼンは「思いやり」から始まる
研修などでいつもお伝えしているのですが、プレゼンは「センス」ではあません。
センスではなく、「技術」です。
そしてその技術の裏側にあるのは思いやりです。
“相手が理解しやすい形に整えること”こそが、最高のプレゼンテーション。
だからこそ、相手の理解レベルに合わせた表現を選ぶ練習が大切です。
「中学三年生にわかるように言い換える」ことで、自分の話を客観的に見つめ直せます。
これを繰り返すことで、
・自社の強みを“自分の言葉”で語れるようになる
・数字や成果を“感情のあるストーリー”として伝えられる
・聞き手との心理的な距離が一気に縮まる
――そんな変化が生まれます。
中学三年生に伝わるプレゼンを意識するだけで、会社説明会も広報での発信も、ぐっと聞きやすく・見やすく・記憶に残るものに変わります。
「何を話すか」ではなく「どう伝わるか」。
その一歩を踏み出すことで、あなたの会社の魅力はもっと輝きますよ。
■プレゼンスキルを磨きたいあなたへ
わたしは、企業・団体向けに「伝わるプレゼン研修」「広報発信力向上セミナー」などを実施しています。
・会社説明会をもっと魅力的にしたい
・社員に“伝える力”を身につけさせたい
・採用や地域発信で差をつけたい
プレゼンスキルは、業種、職種問わず必要不可欠なスキルです。
プレゼン能力が上げれば、結果的に企業の業績にも影響してきます。
プレゼンスキルを高めたい!と思ったら、是非ご相談くださいね。
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小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報コンサルタント
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