退職代行サービスをどう思う?
最近、「退職代行サービス」という言葉を耳にすることが増えてきました。
本人が会社に直接伝えることなく、第三者を通じて退職の意思を伝えるこの仕組み。
ネットニュースかなにかを読みながら、ふと思ったことを書いてみたいと思います。
こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。
この退職代行サービス、企業側からすると、「え、いきなり?」「引き留める間もなくて困る…」と、戸惑いやマイナスの感情を持つケースが多いかもしれません。
いわば“厄介な存在”と捉えられていることも少なくないのが現状です。
でも、ちょっとだけ見方を変えてみるとどうでしょうか?
例えば、その退職代行を通じて、本音ベースの退職理由を知ることができたとしたら。
本人が面と向かって言いにくいことも、第三者だからこそ聞ける。
表面上の「一身上の都合」ではない、その人が本当に抱えていたストレスや、退職を決めた背景に触れられるとしたら。
それって、実は組織にとって改善していくための「大きなヒント」かもしれません。
働く環境のどこに課題があるのか。
何が不満で、何が足りなくて、何に我慢していたのか。
そういった“声にならない声”をすくい上げるための貴重な機会とも言えるかもしれませんよね。
あくまでも退職代行サービスがそこまで本音を引き出してくれればの話ですけどね。
退職代行に限らず、物事って一方向から見ていると、どうしても感情が先行したり、表面的な印象で判断してしまいがちです。
でも、角度を変えてみたり、視点をずらしてみたりすると、全く別の景色が見えることがあります。
これは、いろんな場面で言えることではないでしょうか?
たとえば「社員が辞めた」という出来事も、「人が定着しない会社」と捉えるか、「もっと働きやすくするために変わるチャンス」と捉えるかで、発信の言葉や行動の方向性が変わります。
あるいは、クレームの電話を「迷惑な苦情」と受け止めるのか、「本音を語ってくれるありがたいフィードバック」と受け止めるのか。
そこに、企業の姿勢や広報のスタンスがにじみ出るんですよね。
ものごとの“見方”は、そのまま“伝え方”に繋がります。
そして“伝え方”は、“受け取られ方”に繋がります。
だからこそ、広報活動やブランディングに携わる私たちが意識すべきなのは、「これはどう見えるか?」だけでなく、「他の角度から見たら、どう感じるだろう?」という問いかけです。
「困ったな」「やっかいだな」と感じることも、ほんの少し違う角度から見ることで、「ありがたいな」「ヒントになるな」と思えることがある。
ものは考えよう。
そして、そのような考え方の柔軟性は、発信のあたたかさにつながっていく。
そんなふうに思います。
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小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報コンサルタント
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