就職(会社)説明会で活かせるプレゼンテーションスキル

土木広報

こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。

就活生向けに会社説明会をやる機会があると思いますが、これって立派なプレゼンテーションですよね。
プレゼンテーションスキルは絶対的に磨いておいた方がいいのですが、今回は「視覚的訴求」について書いてみたいと思います。

視覚効果の力:言葉以上に伝わるもの

プレゼンテーションの成功は、内容の充実に加えて、どのように情報を視覚的に伝えるかが鍵となります。
私たち人間は、視覚的な要素を優先的に処理し、90%の情報を視覚から得ていると言われています。
このため、効果的に視覚的に訴えることでメッセージが圧倒的に伝わりやすくなるのです。

特に建設業の会社説明会のように、具体的な作業現場や職務内容を説明する場では、視覚的訴求を意識することで、学生たちに業界の魅力を直感的に伝えることができます。
会社の価値観や働き方を鮮明に示すことで、未来の社員として彼らに夢を描いてもらいやすくなります。

プレゼンでの視覚効果を高める具体的な方法

1. 動画や写真の力を最大限に活用する
動画や写真は、スライドだけでは伝えきれない情報を補完します。
特に建設業界では、実際の現場やプロジェクトの進行状況を映像で見せることで、学生たちに「働く現場のリアルなイメージ」を植え付けることができます。
例えば、ドローン映像を使った工事現場の俯瞰映像は、ダイナミックな仕事のスケール感を伝えるのに効果的です。

2. 文字数とサイズを意識したスライド設計
スライドに詰め込みすぎた情報は、視聴者にとって負担、ストレスとなります。
特に学生に向けた説明会では、簡潔で見やすいスライドが重要です。
文字サイズは大きめに設定し、一つのスライドに盛り込む情報はできるだけ少なくすることで、情報がしっかりと伝わります。
また、見出しやキーワードを強調し、視覚的に整理された情報提供を心がけると良いでしょう。

3. 色彩の効果的な活用
色は情報を強調し、視覚的に注目させる重要な役割を果たします。
建設業界の説明会では、例えば企業の強みや福利厚生、キャリアパスの説明時に、重要な情報を強調するためにコントラストの高い色を使用するのが効果的です。
ただし、カラフルすぎるスライドは逆効果になるため、使う色は慎重に選び、全体に統一感を持たせることが大切です。

4. 書体とレイアウトで読みやすさを追求
視覚効果の基本として、文字のフォントやレイアウトも重要なポイントです。
読みやすさを最優先にし、プレゼン全体に統一感を持たせることで、聴衆はスムーズに情報を受け取ることができます。
特に建設業の説明会では、堅苦しいイメージを避けるために、親しみやすいフォントを使うのも一つの手です。

建設業の説明会における視覚効果の重要性

建設業界の会社説明会は、学生にとって未知の世界であることが多いため、視覚的な要素が説明会の質を大きく左右します。
具体的な仕事の内容やプロジェクトのスケールを文字だけで説明するのは限界がありますが、視覚的な手法を活用することで、学生が自分の将来をリアルにイメージできるようになります。

1. 働く現場を視覚的に伝える
建設業は多くの人にとって、普段は目に見えない部分で動いていることが多い業界です。
しかし、実際には大規模なプロジェクトが日々進行しており、そのダイナミズムを感じさせることが、学生たちにとっては大きな魅力となります。
現場の写真や動画を使って、働く現場の一連の流れを視覚的に示すことで、学生が具体的なイメージを持つことができます。

2. 業界の将来性を視覚化する
建設業は今後の社会においても重要な役割を担う業界です。
特に、再生可能エネルギーを活用した新たなインフラ整備や、都市の再開発プロジェクトなど、将来性のある分野に関わる機会が多く存在します。
これらの未来像を視覚的に描き出し、学生に業界の魅力を伝えることで、「この会社で働くことが未来につながる」というメッセージを効果的に届けられます。

視覚効果を駆使して魅力的なプレゼンを実現する

視覚的なプレゼンは、ただ情報を伝える以上の力を持っています。
特に建設業界のように、規模や具体性が重要視される業種では、視覚効果がその魅力を伝える大きな武器となります。
動画や写真、色彩やフォントの使い方を工夫し、学生に働く未来を具体的にイメージさせることで、彼らの興味を引き出し、企業への興味を深めることができるのです。
視覚的訴求を意識して、建設業の魅力を最大限に伝えるプレゼンテーションを目指しましょう。

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昨年くらいからプレゼンテーションスキルを向上させるセミナーや研修のご依頼が増えています。
皆さん必要性を感じて、ニーズが高まっているのを実感します。
長年広告業界でプレゼンばかりやってきましたので、私の仕事の中では専門中の専門。
社内研修や業界セミナーの題目に取り入れてみませんか?
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    小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報コンサルタント

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