リファラル採用を考える 〜第2回〜

土木広報

リファラル採用は魔法じゃない。うまくいく会社、失敗する会社の決定的な違い

リファラル採用は、正しく設計すれば、ものすごく強力です。

でも、設計や運用を間違えると、人間関係を壊す危険な制度にもなります。ここ、あまり語られていないように思います。

よくある成功イメージは、
・採用コストが下がる
・定着率が上がる
・ミスマッチが減る

実際、これは事実です。

費用的なことでいえば、紹介会社を使えば、年収500万円の人を1人採用のに150万円以上かかることも珍しくありません。
一方、リファラルなら数万円〜数十万円で済むケースも多い。

しかも、社員が「この人なら大丈夫」と思って紹介するので、会社のカルチャーにもフィットしやすい。

いいことづくめに見えます。

でも、落とし穴もあります。

・人材が同じタイプばかりになる
・紹介した、されないで感情がこじれる
・紹介者が辞めたら、連鎖退職が起きる

特に中小企業は、人間関係が濃い分、影響も大きくなりがちです。
だから大切なのは、制度で人をコントロールしようとしないこと。
紹介を「ノルマ」にした瞬間、制度は終わりを告げるでしょう。

リファラルは、会社と社員の“信頼”の上に成り立つもの。
だからこそ、会社側は、誠実であり続ける必要があるのです。(リファラル採用に限った話ではありませんが…)

リファラル採用はパーフェクトではありません。
しかしながら、取り組む価値の高い仕組みであることも間違いありません。
結局のところ、今働いている社員さんたちが「うちの会社はいい会社だよ」って感じているかどうかが重要。
そういう意味では、採用の仕組みではあるものの、組織をより良い方向に持っていくための仕組みでもあったりします。

次回は、運用面や法的な整理について書いてみたいと思います。
これはかなり重要な部分です。

「お金を払って紹介してもらう」
これ、やり方を間違えると違法になります。

✔ 違法にならない考え方
✔ 紹介した人・入った人、両方が得する設計
✔ 中小企業向けの現実的な金額感

このあたりを、少し具体的に書いていきます。

「リファラル採用に取り組んでみたいな」と思っている方は、きっと実務のヒントになるはずです。

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