要素を組み合わせるとおもしろい

土木広報

企画は組み合わせから生まれる

企画やアイデアって、0から1をつくるのはかなり難易度が高い。
今あるものや過去にあったものなどを組み合わせて、編集することで全く新しいものが生まれたりするものです。

こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。

20年以上広告業界でマーケティングや販促の企画をやっていたので実感するのですが、新しい企画やアイデアを生み出すのは結構大変。
とはいえ、世の中には「これ、新しい!」とか「これ、おもしろい!」というアイデアってたくさんありますよね?
よくよく見てみると、何かと何かを組み合わせたり、要素を掛け合わせて少し何かをプラスしたりしたものがほとんどです。
新しい企画やアイデアって、かなり多くの場合はそうやって生まれています。

皆さんも動画コンテンツって観ますよね?
YouTubeやTikTokなどはそれなりに観ていると思います。
僕も仕事柄もありますが、結構観ています。
いろんなジャンルを観ているのですが、最近めちゃくちゃハマったやつがあるんですよね。

これ。

歴史上の人物によるLINEでのやりとり。

もうね。
僕には刺さりまくる企画アイデア。

歴史上の有名な人物が、歴史上の出来事に関連してLINEでおもしろおかしくやりとりしている。
当たり前だけどあの時代にLINEなんてない。
でも、「もし」LINEがあったらこんなやりとりしていたかも・・・みたいな内容がとにかくおもしろい。
登場人物や背景は昔のものですが、そこに現代のテクノロジーやコミュニケーションを組み合わせて、新しい企画アイデアが誕生したわけですね。
絶対にあり得ないんだけど、「もし、こうだったらおもしろいよね」という発想。
これ、とても大切な要素なんだと思います。

僕は演劇をやっていて、ひとり芝居をやってことがあります。
その時は、演じるだけではなくシナリオを自分でつくったんですよね。

この時のシナリオ、自分の思っていた以上に評判がよかった。
どんなシナリオかというと、土木遺産を擬人化したものだったんです。
「もし、土木遺産が人間だとしたら面白いかも」と思ったのがきっかけ。
ちなみにこの時は、土木遺産の樫野埼灯台を人間に見立てて、GPSの台頭とともに役目が終わっていく灯台の哀愁と新しい価値を見つけていく・・・そんなストーリーでつくりました。

一見関係なさそうなものや対極にあるもの、あるいは、時代が交錯するようなもの。
「もし、こうだったら・・・」みたいな妄想力みたいなものが新しい企画やアイデアをつくりだすんだと思います。
身近なものやできごとを組み合わせたら何かおもしろいことが生まれるかもしれませんね。

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    ◎記事を書いた人

    小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報コンサルタント

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