「みなさ〜ん」ではなく「そこの○○さん」

土木広報

対象を絞るとより伝わりやすい


ブログ100記事チャレンジ #081

たったひとりのある人に伝えたい。
その人を思い浮かべながら発信していくと反応が上がるというお話です。

こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。

たくさんのことをたくさんの人に伝えたい。
誰しもがそう考えると思います。
実際、たくさんの人に伝わった方がいいですもんね。

ただ、たくさんのことをたくさんの人に伝えようとすると逆に全く伝わらないってことになりがちなんです。
僕は20年以上マーケティングの世界で仕事をしてきましたので、実際にそうやって失敗したこともあります(^_^;)
だからこそ、お伝えできるのかもしれません。

伝えたい人を極限まで絞り込んでみてください。
いわゆる属性(年齢、性別、エリア)でなく、もっと絞り込むってことです。
できれば、”○○さん”という個人レベルまで絞り込む。
そして、その人に伝えるつもりで発信する内容を精査していく。
そうすると、不思議と結果的に多くの人に伝わりやすくなるんですよね。

マーケティングの世界で格言があるのですが、「ターゲットを絞るとマーケットが広がる」というもの。

対象とする人を絞れば絞るほど、結果的にマーケット(売上)が増えていくと。

これはなぜそうなるかというと、情報を受け取る側にとってわかりやすくなり、自分ごとだとして受け取ってもらいやすくなるんですよね。
例えば、SNSで投稿する時も、この投稿をだれに届けたいのか?ということを意識して投稿した内容は、反応がよくなる傾向が強い。
反対に、そのあたりを考えずに投稿した内容は、反応がイマイチだったり。

都会のスクランブル交差点を歩いていて、どこからか「みなさ〜ん!」って声をかけられても反応しませんが、「そこの小川さん!」って言われたら、「あ、自分のこと?」って感じて思わず振り向いてしまう。
それと同じようなことなんです。

届ける相手を極限まで絞って発信内容をつくってみてください。
SNSでも会社説明会でも、あるいは社内会議の発表でもそうです。
きっと伝わりやすくなって、反応も上がってくるはずです。

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    小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報コンサルタント

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    防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/

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