前例主義の罠

土木広報

こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。

「それ、前例あるの?」「実績は?」「もし失敗したときはどうするの?」という言葉、どこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか?
特に新しいプロジェクトを立ち上げる際や、広報活動やSNS発信のように未知の領域に踏み込もうとする時、前例主義が顔を出すことがありますよね。
しかし、この考えに固執していると、結果的に成長や成功のチャンスを逃してしまうことが多いのです。

企業において「前例」を重視するのは、安全を確保し、リスクを最小限に抑えるための行動として理解できます。
確かに、リスクを恐れる気持ちは理解できますよね。
しかし、前例がないからこそ可能性に満ちているということを忘れてはいけないと思うのです。
特に、広報活動やSNS発信の分野では、オリジナリティが成功の鍵となります。
前例にとらわれて保守的なアプローチを取ることで、せっかくの革新性や創造性にフタをしてしまう恐れがあると思いませんか?

前例主義が広報活動に与える影響

広報活動やSNS発信において、前例主義は特に大きな障害となります。
SNSは日々新しいトレンドが生まれ、ユーザーの関心が急速に移り変わるダイナミックな場です。
そのような経験、皆さんもありますよね?
そこで成功するためには、あなただから発信できる独自のコンテンツやアプローチが必要です。
しかし「これまでに同じような取り組みをして成功した例がない」と躊躇してしまうと、結果的に目立たず埋もれてしまう可能性が高まります。

例えば、企業がユーモラスな動画や、少しリスクを取ったチャレンジングな発信をしようとしたときに「前例がないからやめておこう」と判断してしまいがち。
せっかくの企業らしさや個性が消えてしまい、ユーザーの心を捉える機会を失います。
社内でこういった場面が発生していませんか?
確かに、広報活動にはリスクも伴いますが、そのリスクを恐れて何も行わないことこそが最も大きなリスク。
そもそも、真面目に誠実にそして楽しく広報している分には、皆さんが思っているほどのリスクはありませんよ。

前例にとらわれないために

では、どのようにして「前例がないから」といったマインドセットから抜け出すことができるのでしょうか?
以下にいくつかのポイントを挙げてみます。

1. 小さな実験を積み重ねる
新しいアイデアをいきなり大規模に実行するのはリスクが伴いますが、小さな実験から始めることでリスクを軽減できます。
俗に言う「スモールスタート」ってやつですね。
例えば、SNSで新しいコンテンツ形式を試すときに、最初は一部のフォロワーに向けて限定的に投稿し、その反応を見てから拡大するという方法です。
これなら安心して試せると思いませんか?
これなら「前例がないから不安だ」という気持ちを少しずつ克服できます。

2. 失敗を学びと捉える文化を育てる
失敗を避けるのではなく、失敗から学ぶことが大切です。
広報やSNSの取り組みは一度で成功することが珍しく、試行錯誤が必要です。
皆さんも、何度も挑戦して初めてうまくいったという経験があるのではないでしょうか?
失敗を恐れるのではなく、「何がうまくいかなかったのか」「次にどう改善できるのか」をチームで共有し、成長の機会と捉えましょう。
そういう社風をつくることができるのは社長しかいませんので、やっぱり社長が一歩踏み出すことが重要ですね。

3. 市場や顧客の声に耳を傾ける
前例がない取り組みであっても、顧客やフォロワーの声を大切にすれば、成功の道筋を見つけることができます。
SNSでアンケートを取ったり、コメントを積極的に収集することで、ユーザーが求めているものを理解し、それに応じたコンテンツを提供することが可能です。
そしてなによりも、フォロワーさん達と交流することが大切です。
コメントをもらったら必ず返信するとか、いいね!を押すとか、シェアするとかね。

「前例がないからこそ価値がある」という意識を持ちたいですよね。
小さな一歩からでも新しい取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。
その一歩が、あなたの会社、土木業界の未来を大きく変えるきっかけとなるかもしれませんよ。

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