時系列に並べるなら逆がいい
ブログ100記事チャレンジ #048
伝わらないプレゼンを牛耳る七奉行シリーズの第二弾です。
今回は、過去から現在までを時系列に並べてしまう「時系列奉行」について解説します。
こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。
これは、自己紹介などにおいて異常に出現率の高いお奉行さんです。
「3分間、自己紹介してください」って言われたら、どんな話をしますか?
あるいは、「会社紹介」でも結構です。どんな話をしましょうか?
私は、自己紹介に特化したセミナーなんかも開催しているのですが、その時に、生まれから現在に至るまでをひたすら時系列でお話される方を見かけます。
福岡県で生まれ、小学校からサッカーをやっていて、大学で東京に出てきました・・・みたいな感じですね。
自己紹介の8割がこんな内容だったりするわけです。
会社紹介でも同じで、いわゆる「沿革」に該当する話をひたすら・・・ってことに陥っていませんか?
プレゼンする側からすると過去から現在までの”事実”を並べて話すだけなので、間違いも少ないですし楽です。
でも、プレゼンを聴く側からしたらどうでしょうか?
「・・・」
ですよね?(笑)
でもね、時系列が全て悪いってことではないんですよね。
「歴史」を語りたかったり、「経緯」を伝えたい場合もあるので、そういう時は必要なわけですが、一部分にしておきましょうねってことです。
そして、時系列を古い方から順にするのではなく、逆順にしてみるのもいいと思います。
例えば、こんな感じです。
「当社は、2021年に健康経営の認証を受けて、3年後の現在2024年は、年に4回、専門の医師、トレーナーを招いて健康な身体づくりの勉強会とワークショップを開催しています。その成果もあって、健康診断では社員の8割がA判定になっています。」
これは、割と時系列奉行ですよね。
これを逆順にしてみると。
「当社の社員8割が健康診断でA判定なんです。めちゃくちゃ健康。これ実は理由があります。年に4回、専門の医師やトレーナーが来て、健康な身体づくりの勉強会やワークショップを開催しているからなんです。2021年に健康経営の認証を取得したのをきっかけに、本格的に取り組んでいるんです。」
どうでしょうか?
伝えようとしている内容はどちらも一緒ですが、プレゼンを聴く側に立ってみると、逆順の方が話を集中して聞ける気がしませんか?
もちろん自己紹介も同じ。
過去から現在に至るまでを時系列に並べてひたすら話す・・・これってもはやプレゼンではないと言っても言い過ぎではないかもしれません。
ちょっとした工夫で時系列奉行の呪縛から解放されますので、是非試してみてくださいね。
次回は「情報過多奉行」についてご紹介します。
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