全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
ゴルフ大好き、土木広報支援プロデューサーのおがしんです。
SNSに関してのいろんな疑問、質問について、おがしん流の回答をまとめていきます。
いろんなご意見があると思いますが、前提としてエクスマ思想をベースにして私が考える土木業界の方たち向けの回答です。
本シリーズ4回目になります。
今回は、主に運用面についていただいた質問への回答です。
SNSを活用、運用していくうちに、様々なことが心配になったり、課題が現れたりするようで、いろんな質問をいただきますが、主なものをご紹介したいと思います。
ただ、こういうのって、「やっている」もしくは「始めている」からこそ出てくる質問だったりしますので、まずはその時点でオッケー!だと思います。
Q. SNSは何からやればいいのか?
どのSNSを使ってみたいと思いますか?
Twitter?それともFacebook?
今、頭の中に思い浮かんだものから始めてみしょう。
Q. スタッフにSNSをやってもらうにはどうしたらいいのか?
まずは経営者や責任者など責任ある立場の方が積極的に取り組んでみましょう。
スタッフに「仕事だからやれ」と言ったところで、やらされ感満載で続きませんし、なにより期待しているSNS上での反応も出てこないでしょう。
それで成功した企業を見たことないです。
まずは偉い人が楽しみながらやってください。
そうするとそれを見たスタッフさんが次第に「あ、そんな感じでいいんだ」となり、追随してくれるはずです。
Q. 変な人に絡まれたらどうしたらいいの?
確かに中には面倒な人もいます(笑)これは現実社会でも同じですよね。
SNSも言ってしまえば現実社会なので、普段と同じような対応でいいと思います。
例えば、当たり障りのないコメントを1度だけ返してあとはスルー。
あまりにも酷い場合は、ブロックでOKです。
忙しいのに、そんなのに付き合っている時間ないでしょ?
Q. もし炎上したらどうすればいいの?
大丈夫。
あなたが余程の有名人でもない限り、そして、余程変な投稿をしない限り、まず炎上しません(笑)
Q. アカウントを乗っ取られました!どうしたらいいの?
考えたくもない悪夢ですね。。。
ただ、世の中には悪いことする人がいるものです。
まずは防御策を講じておくことが大切ですね。
例えば、二段階認証を設定するとか、パスワードを複雑にして、定期的に変更しておくなどです。
特に社内の複数人数で運用している場合などは、チーム内でセキュリティに関しての意識合わせも大切です。
それでも乗っ取られた場合は・・・次の3つを実行して被害を最小限に留めましょう。
まずは落ち着いてね。
1.パスワードの変更
2.勝手に投稿されたものを削除
3.乗っ取られたことの告知、周知
Q. どうすればバズるの?
大丈夫。
バズりませんから(笑)
狙ってバズるようなものではありません。
そもそもSNSは、仲良しさんをつくって、緩やかな関係性を構築するためのツールだと考えた方がよいです。
逆にバズる方法があるのなら、私が教えて欲しいです(笑)
Q. SNSで人気者になるにはどうしたらいいの?
人気者ですかぁ・・・。
人気者の定義が難しいですけど、まずは繋がって関係性をつくりたい人たちと繋がることが大切。
そのうえで、明るく、楽しく、優しく接していれば自然と人気者になっていきます。
普段の人付き合いと同じですよ。
Q. バイトテロとか炎上とか怖いのではじめられないんですけど、避ける方法はありますか?
飲食店やサービス業であれば、アルバイトの雇用も多いと思いますが、土木業界の場合は、そこまで心配しなくていいのではないでしょうか。
ただ、従業員さんも一緒になってSNSをやっていく場合は、最低限のルールはつくっておいた方がいいと思います。
やっていくうちにリテラシー(お作法みたいなもの)も高まってくるので、心配事もどんどん減ってきますよ。
Q. なぜいろんなSNSを同時進行でたくさんやるんですか?ひとつじゃダメなんですか?
全くの初心者であれば、最初はひとつでも良いと思います。
まずは始めることの方が大切ですから。
Q. 個人のことと会社のことはアカウントを分けて発信するべきですか?
どちらでも大丈夫。特に決まりなんてありません。
例えばSNSごとに分けて使ってみるのも良いと思います。
Facebookは個人、YouTubeは会社とか。
私は、基本的には個人アカウントを優先することをオススメしています。
Q. 各SNSの発信をどう分ければいいのか?
これも正解はひとつではありません。やってみて反応見て変えていけばいいと思います。
ただし、各SNSの特性は理解しておくと良いでしょうね。
(参考)【SNS質問箱】いろいろあるけどどう違う?
Q. 各SNSのフォロワーの増やし方
まず大前提として、今日の明日で急激にフォロワーが増えることはほぼありませんので、過剰な期待はしないほうがいいと思います(笑)
Facebookであれば、実際に会ったことがある方にはお友達申請しましょう。もしくは、同じイベントに参加予定の方など。ただし、相手側に申請に関するルールがあるかもしれませんので、そこは少し注意が必要です。
Twitterであれば、興味あるアカウントを積極的にフォローしていきましょう。そうすれば7割くらいはフォローバックしてくれます。
もっとも重要なことは、発信頻度を上げていくことと、発信内容を充実させることですね。
発信しなくなると、そのSNSの中では存在しないことになってしまいますから、フォローしてくれるきっかけすらなくなってしまいます。
Q. 各SNSの更新頻度はどれくらいが理想か?
これも画一的な正解はありませんが、私は極力毎日投稿しています。
目安にしているのは、Facebookは1日に1回か2回。多くても3回。Twitterであれば無制限。
Q. UGCを起こすには?
最初にUGCってなんやねん?ってお話。
UGCとは「User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)」の略で、SNSの普及に伴って2007年頃から登場しました。Twitter・InstagramなどSNSでのユーザーの投稿やECサイトのレビューなど、企業側ではなくユーザーによって制作されたコンテンツで、結果的に企業や商品・サービスの宣伝に繋がるようなもののことを指します。
ま、簡単にいうとSNSやネット上での「口コミ」みたいなことです。
土木広報に当てはめると話が長くなるので、次回別記事で書きたいと思います。
Q. SNS投稿で売り込みと思われないようにするには?
土木業界はアピールが足りてないので、逆にもっと売り込んで欲しいくらいなんですけどね(笑)
SNSは広告ではないので、商品やサービスのことばかりを直接的に訴求していると売り込みだと思われて、敬遠される傾向が強いです。
商品やサービスの周辺情報やそれにまつわるエピソードなどを楽しく伝えていくと、受け入れてもらいやすくなります。
土木だと、技術的なことを専門的に言われてもピンときませんが、みんなが知らないトリビア的なことなどを投稿すると興味を持ってもらえますよ。
土木業界の人にとっては当たり前のことでも、一般の方にとっては新鮮だったりすることがたくさんあります。
Q. 企業アカウントで注意すべき事は?
これは、個人アカウントでも同様なのですが、SNSは発信者の責任において発信しますので、まずはそこを念頭に置くことですね。
そのうえで、企業アカウントになると急にお堅い投稿ばかりになる場合も見かけますが、それではなかなか盛り上がりません。
企業アカウントだからと言って堅くなりすぎず、楽しい情報、ためになる情報の発信を心がけましょう。
Q. いいね!やコメントをしないとならないと思うと、時間的にきびしい
「SNSの時間」を決めてしまうのも効果があります。
例えば、15分×2回で合計30分など。
SNSに限らず、時間は意図的に作り出そうとしなければ、なかなか確保できないですよね。
「SNS=仕事」という位置づけをして、優先順位を上げておくことも大切です。
土木広報においてもSNSは是非活用していきたいツールです。
SNSで積極的に発信して若い人たちに、土木の意義と魅力をもっと知ってもらうところから始めてみませんか?
SNSの導入や活用、その他もろもろの質問や相談があれば、お気軽にご連絡くださいね。
「知っている」から「やってみる」にシフトしよう!
やってダメなら、また変えればいいんだから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは皆さん、本日もご安全にー!
◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報支援プロデューサー
『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』
経済学部出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、デザイン、イベント企画、映像制作など)
防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/一般社団法人日本オンラインフィットネス協会理事