土木・建設業界では、技術や経験がものをいう——そう思われがちですが、実は“プレゼンスキル”が会社の未来を左右する場面が増えています。
プロポーザル、採用、協力会社との交渉、自治体への説明…どれも「伝え方」で結果が大きく変わります。
今回は、プレゼン力がなぜ経営に直結するのか、その理由と伸ばし方をわかりやすくお話しします。
こんにちは。広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。
先日もお取引先の社員さんを対象にして、プレゼン研修を実施いたしました。
自分の言うとアレですが、毎回好評いただいている人気の研修です。
研修内容も評価いただいているとは思うのですが、一番の理由は、”意外とやってこなかった”からじゃないかなって思います。
土木・建設業界は「モノをつくる業界」ですが、実は同時に「人を動かす業界」でもあります。
社員、自治体、地域住民、協力会社、金融機関——あらゆる人に想いを伝え、納得して動いてもらわなければなりません。
しかし、多くの現場でこんな声を耳にします。
「説明しているのに伝わらない」
「想いがあるのに、うまく言語化できない」
「良い取り組みなのに、魅力が伝わらず採用にもつながらない」
実はこれ、技術力の問題ではなく“プレゼンスキルの課題”であることがほとんどです。
■ プレゼンは「話が上手いか」ではなく「相手を動かせるか」
土木・建設業界って実は・・・若手の教育、採用、協力会社への方針説明、市区町村との調整、地域住民説明会など、技術や想いを伝える場面が圧倒的に多い職種なのです。
ここで重要なのが、プレゼン=情報を伝える技術ではなく、相手を一歩動かす技術という視点です。
・採用では、「この会社で働きたい」と思わせる構成
・技術提案では、「この会社に任せたい」と思わせる理由付け
・協力会社には、「一緒に頑張りたい」と思わせる関係づくり
これらはすべて“プレゼン力”の領域です。
■ 技術職ほどプレゼンが苦手な理由
土木・建設業界はロジカルで誠実な人が多く、だからこそ「事実を並べれば伝わる」と考えがちです。ご自身がそう思っていなくても、無意識的にそうなっている場合が多いと感じます。
しかし、相手が動くのは“事実”よりも“意味”や“価値”を理解したとき。
たとえば、ただ実績を並べるよりも、「この地域の未来をどう良くしたいのか」というストーリーの方が相手を惹きつけます。
■ プレゼンスキルは会社の「見えない資産」
実はプレゼン力は、業績にも直結します。
● 説明会で住民の理解が得られれば、工事がスムーズに進む
● 採用面接で会社の魅力が伝われば、若手が定着する
● 協力会社に理念が伝われば、現場の雰囲気が良くなる
● 金融機関に事業の価値が伝われば、投資判断が変わる
● 完了検査で工事の工夫が伝われば、評点が上がる
つまり、プレゼンスキルは会社の“生産性”そのものを底上げする必須スキルと言っても過言ではありません。
■ 実際にプレゼンが変わると何が変わるのか?
私が研修を担当した企業では、こんな変化が起きています。
・採用説明会で学生の反応が明らかに良くなる
・自治体との協議がスムーズになり、担当者の信頼を得る
・社内会議で方針が伝わりやすくなり、現場の動きが速くなる
技術革新やDXももちろん重要ですが、プレゼン力は投資対効果が極めて高い強化ポイントです。
■ 経営者こそ“伝え方のプロ”になるべき時代
土木・建設業界では2024年問題や人材不足が続き、企業が選ばれる時代になりました。
だからこそ、経営者の言葉がブランドになり、経営者のプレゼン力が会社の未来を決める。
現場の方々ももちろんですが、まずは経営者こそが一番に学ぶべきなのかもしれません。
私は広告業界で「人を動かす言葉づくり」を徹底的に学び、今では土木・建設業界の発展のためにその技術を活かしています。
建設業界はもっと魅力的になれる。
その鍵は、“伝われる技術”です。
プレゼンスキルは、センスや持って生まれたものではありません。”技術力”なのです。
あなたの組織にプレゼンスキルという新たな技術力を備えませんか?
プレゼンスキルを身につけて、業務発展につなげたい!と感じたら、今すぐ私にご相談くださいね。
土木・建設業界向けにたくさんのプレゼン研修をやってきた私が、あなたの会社のプレゼンスキル向上をお手伝いいたします。
お問合せフォームで、「プレゼン研修の話を聞きたい」と書いてお問合せくださいね。
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広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
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小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報コンサルタント
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