朝礼だってプレゼンテーション
ブログ100記事チャレンジ #037
10月から12月の3ヶ月、土木学会で委員会活動している若手メンバー向けのプレゼン研修をやっています。
その中で参加者のおひとりから質問というかアドバイスを求められた。
それは「朝礼のネタに困っています」という内容。
こんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、おがしんです。
研修やセミナー、講演などの場合、だいたい最後に”質疑応答”の時間を設定しています。
質疑応答といいつつも、多くの場合”個別の相談”みたいななったりします(笑)
僕としてはそれも大歓迎。
みんなの前で質問したり相談するのって、結構勇気が必要だったりするし、遠慮しちゃう人の方が多い。
だから積極的に質問や相談してもらえるのは嬉しいことなんです。
先日、プレゼンに関する研修があり、その後半でこんな質問(というか相談)をいただきました。
「現場に出た際に、毎朝の朝礼で話すネタをつくるのが大変なんです。なにかいい方法ないですかね?」と。
その方は、ゼネコンに勤めていて、現場代理人(あるいは所長)として現場に着任することが多い。
現場では、毎朝始業前に全員集合して朝礼をするので、毎朝なにかしら話をしないといけないとのこと。
特に、安全管理面などの話ですね。(そうそう、安全第一ですもんね)
確かに毎朝やっていたらネタも尽きるだろうし、形式的になりがちだろうなーと想像しながらお話を聴いていました。
毎朝がちょっとしたプレゼン!
大変だけど、すごくいい実践の場じゃん!なんていうことを話ながら。。。
私からも少し質問をしたんですよ。
「朝礼の目的は?」
「話す時間は?」
「絶対に話さないといけないことってあるの?」
などなど。
要は、その日一日の現場作業が計画通り、しかも事故なく安全に進行するために朝礼をやっているということ。
朝礼をやることが目的になってしまうと良くないよねって話。
プレゼンテーション研修などで必ずお伝えしていることと一緒で、
誰に
何を伝えて
どうして欲しいのか
この目的をハッキリさせた方がいいよねってことなんです。
この時に私が提案したのは、「現場で一緒に働く職人さんたち、ひとりひとりをネタにする」ということ。
○○さんは、釣りが趣味でめちゃくちゃ大きい魚を釣ったことがある・・・とか、○○さんはのお弁当がめちゃくちゃ手が込んでいる・・・とか。
仕事のことでも趣味のことでもなんでもいいので、とにかく現場の方の「個」を知ることから始める。
そのためには、個人に興味を持って、よく話すことも必要だし、観察することも必要。
そして集めた情報を元にして朝礼の時に、毎朝ひとりの方のエピソードをひとつ話す。
○○さんのここが凄いと思った!とか、○○さんの意外な一面が見られて嬉しかった!とか。
そのうえで、業務連絡や安全管理の話をしていく。
話された方は、少し恥ずかしいと思うかもしれないけど、少なくとも悪い気にはならないと思う。
そしてなにより「私は皆さんのことを見ているし、一緒に現場をやり遂げたいと思っている」という意思が伝わりやすくなる。
そんなアドバイスをしてみたら、いたく賛同してくれて、「それ、めちゃくちゃいいです!次の現場から、それやってみます!」と。
いやー、こちらとしてもとても嬉しかった。というかホッとしました。
こういうのって常に即興なんですよ。質疑応答は台本がありませんから。。。
現場じゃなくても朝礼をやっている会社ってあると思うんですが、まさに毎朝がプレゼンテーション。
この朝礼という名のプレゼンテーションの目的を明確にして、それにマッチしたシナリオをつくっていきましょう。
せっかくの朝礼ですから、形式だけになったらもったいないですよね。
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