セミナーの感想 〜学術論文も広報と同じ〜

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みなさん、こんにちは。
土木広報コンサルタントのおがしんです。

先月、大手建設コンサルタントさんにて、スポット(単発)で広報に関するコンサルティングをさせていただきました。
研究職の方、技術職の方、広報室の方など、様々な職種の方にご参加いただきました。
皆さん、とても興味を持っていただき、質問攻め(笑)あっという間の三時間でした。

スポット的なコンサルティングやセミナーにも対応しています。
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ご参加いただいた皆様からその際の感想コメントをいただけたので、それをご紹介しつつ、改めて気づいたことや感じたことなどをシェアできれば。

【参加者の感想コメント】
技術者の主要な7つの資質能力の一つとして「コミュニケーション」があります。これまで技術者は黙って仕事さえしっかり仕上げておけばOKという傾向があったのですが、特に土木技術者はステイクホールダー間での意思の疎通が求められます。
今回の話題提供で、学術論文の構成との共通性があったのはとても新鮮でした。
しかし、考えてみれば、論文も他者にいかに理解してもらうかということを目的にしているので、共通しているのもむべなるかなです。
小生、以前、技術士の資質能力を取りまとめましたが、その際注意したのは、社会との関連性です。
その中では、コミュニケーション能力、リーダーシップなども取り入れ、これまでにない新たな技術者像を提示したつもりです。
しかし、今回若い技術者が参加していなかったのはとても残念でした。
自身の狭い世界に閉じこもりがちな技術者からなかなか脱皮できないようです。
IPDで、専門能力だけでなく非認知能力の開発にも力を入れたいものです。

これは、ベテラン研究職の方が当日も言われていた内容です。
「広報」と「学術論文」って、交わりそうにないと思いませんか?
私みたいな人間からしたら、「英語の論文を書いたり、査読したり、すげ〜」って感じで、ちょっと気持ちが引けてしまいます。
でもその方は、「小川さんがお話していることは、論文の世界でも同じなんですよ!」とおっしゃっていました。
見せていただいたのがバリバリの英文の論文だったので、詳しくは分からなかったのですが(笑)、確かに、序破急の構成で論文が組み立てられていたんですよね。
その方もおっしゃっていたのですが、「論文も最初のつかみで興味を持ってもらわないと、その後の本文を読んでもらえない。」と。
僕が師匠の藤村先生から教わって、とっても大切にしているシナリオづくり。
そのシナリオは序破急の構成でつくると伝わりやすくなるって話。
まさか、学術論文の構成もそうなっているとは驚きでした。
誰かに何かを伝えるために大切な要素って、どの世界でもある意味共通しているのかもしれませんね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

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