BARの距離感、空気感が好き

日々雑感

クリスマスも終わり、一気に年末感が漂ってきましたね。
今年も残り6日です。
みなさんにとって2023年はどんな一年だったでしょうか。

昨晩、親友というか絶大な信頼をおける仲間と一緒に、急遽集まりました。
みんな忙しいこともあって、集まって時間を過ごすのは結構久しぶりだった。
近況報告やこれからのことなんかを楽しく話ししていたのですが、その中で「もう、ガチャガチャ呑むのっていらないよね」みたいな話になった。
若い頃は、ワーワー騒ぎながら朝まで呑んで・・・みたいなことやっていたけど、50歳も過ぎると、いろんな話をしながらシッポリがいい。
三人とも年齢や立場も変わり、いろんなことを経験してきたこともあって、若い頃と比べると随分変わった。
昔はギラギラして、仕事で儲ける、稼ぐには!みたいなことばっかり考えていた。
「あいつはどうだ」とか「なんでわからないのか」とか、そんなことも言っていたなぁと。
そんな人間だった僕らが今では「人は人」、「適度な距離感がいい」なんて話している。
人間って変わるもんですね(笑)

2軒目に久しぶりにBARに行きました。
初めてアイリッシュコーヒーを飲んだのですが、これが絶品でした。
ウイスキー、コーヒー、生クリームなどでつくるホットカクテル。
まだまだ知らないことがたくさんありますね。
BARって若いころは憧れの場所だった。
なんかカッコイイ大人がお洒落に飲んで、異性と楽しい時間を過ごす・・・みたいな。
実際に自分がこの歳になって感じるのは、「BARって落ち着くなぁ」というのが一番。
仲間とゆっくり話をしながら、ウイスキーを飲み、たばこを吹かしながらまた次の話で盛り上がる。
そして、マスターがたまーに話しかけてくる。
決して割り込んできたり、必要以上に話に加わることはないけど、絶妙な塩梅で話のネタを振ってくれたり。
グラスのお酒がなくなりそうになっていれば、オススメのウイスキーを紹介してくれる。
そのウイスキーの歴史や特徴などのうんちく聞いて、感心したり納得したり。
このなんとも言えない体験、空間、時間にお金を払っているんだって思う。
ウイスキーを飲むことだけが目的なら、酒屋で買って自宅で飲む方が断然安上がり。
でも、そういうことじゃないんですよね。
BARの価値ってお酒じゃないんだなって思う。

出張なんかで行った土地でBARを見つけて、そこのマスターとその土地のことなんかを話したりするのも楽しいかも。

若い頃は憧れの空間だったBAR。
今は、居心地のよい落ち着ける空間。

昨日行ったBARもとても素敵なお店だった。
福岡に来る友人がいれば、一度連れて行ってあげたいな。

福岡・薬院の隠れ家的BAR「海堀」(rettyに飛びます)

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