ライバルは敵対することではない

日々雑感

競っている選手同士のリスペクトが素敵

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
そして、豊かな生活を支えてくれている土木業界の皆さん、ありがとうございます。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。

おがしんのプロフィールなどは下記をクリック

北京オリンピックの真っ最中ですね。
皆さんは観戦されていますか?
実は、私はあんまり観ていなかったんですよね。
特に理由はないのですが、どうしても冬の競技って縁遠くて馴染みが薄いということが影響しているかもしれません。
それとともに、「採点競技」が多いというのが、なんとなくしっくりこないというか、なんというか。。。
いくらでも結果を恣意的に操作することが可能じゃんって思ったりして。
そして、僕ら素人には採点の判断基準が難しすぎて、よくわからないんですよね。

とはいえ、全く観ていないわけでもなく、ネット情報などで目に入ってはくるので、追っかけで観ているって感じ。
特に、日本人選手が活躍したりするとなおさら(笑)

選手みんなでメジャー競技に

スノーボードのハーフパイプ、平野歩夢選手が見事金メダル獲得しましたね!
オリンピック3回目の挑戦で初の快挙!
3回目と言っても彼はまだ23歳という若さ。
この競技は10代からでもバンバン活躍できる競技だから、もう3回目のオリンピックなんですね。

決勝の2回目の演技。
ここで、ほぼ完璧で最高難易度の技を連発しました。
にも関わらず、点数があまり伸びず、2位でした。
この時になにが起きたかというと、他のライバル選手達が一斉にブーイングしたんですよ。
もちろん、低い点数をつけた審判団に対してです。
ライバル選手が低い点数に終わったのを、「ラッキー、しめしめ」って思うんじゃなくて、「今のは、サイコーでしょ!なんでこんな低い点数なんだよー!」っていう気持ちの表れ。
平野選手に勝ちたいんであれば、平野選手の点数が低い方がいいはずなのに、「もっと高得点でしょ!」って言うわけです。

これって、めっちゃ素敵なカルチャーですよね。
同じ競技を頑張っている選手同士がリスペクトしあい、みんなでいい演技をして、競技自体のレベルをもっともっと上げていこう。
そして、この競技の人気をもっと上げていこう。
そんな思想が根底にあるんだと思うんです。少なくとも僕にはそう感じました。

今まで様々な努力をしてきて、自分が持っている力を発揮することに集中している。
相手がどうとかは関係ない。
とにかく自分のパフォーマンスを発揮することだけ。
そして、その結果、順位が上にいればOK。
なんかそういう感じに見えたんですよね。

ビジネスにおいても、とても参考になるんじゃないかなって思った。
競合他社ばかり気にして、出し抜こうとか、うちの会社だけ儲かろうとか。
そんなふうに考えてばかりでは、いずれ立ちゆかなくなるんだと思う。
その業界全体のマーケットが広がることや、その業界が与える影響力を向上していくためにどうするのか?
そんな視点を忘れずにビジネスを展開していけるといいなって思った。
そのためにも、それぞれのプレーヤーが自己研鑽して、パフォーマンスを上げていく必要があるんだなって。

平野選手は、3回目の演技で同じように最高のパフォーマンスを発揮して、見事に金メダルを獲得。
そして、ライバル選手達がみんなで祝福している姿をみて、そんなことを考えていました。

今晩は、スキージャンプの小林陵侑選手ですね。
ビッグジャンプに期待したいですね。

あれ?冬のオリンピックも楽しんでんじゃん?(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは皆さん、本日もご安全にー!

◎記事を書いた人

小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)

防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/

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